韓国アニメ『フラワーリングハート』のネタバレ感想レビュー:
第23話 - 飼い主を探します。
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EBS1 / 2016.05.16(月)放送
シュエルの偽メールに騙され、
トランプが逢いに来ると信じて
公園でずっと待っていたアリ。
トランプが現れなかったので号泣。
マオから事情を知らされて、
公園に駆けつけたトランプ。
チェスに抱き寄せられている
アリの姿を見せつけられて、
茫然自失。
ここまで前話ラストシーンのダイジェスト。
やがて雨は上がり、
アリも泣き止んで家路へ。
アリの希望エナジーが消えたので、
チェスもトゥンギの姿に逆戻り。
トランプお兄ちゃん、先に帰るね。
どうして来れなかったの?
アリはメッセージを送るが、返信なし。
路上で子犬を見つけたアリ。
捨てられたのか、
あるいは道に迷ったのか・・・
心の中で、今の自分の姿と
子犬の境遇を重ね合わせる。
子犬を拾って家に連れ帰るアリ。
ハッピーはライバル犬の出現に嫉妬。
威嚇して吠えまくる。
回想シーン。
ハッピーも、元は捨て犬だった。
ハッピーが今もお気に入りの
ピンクの人形と一緒に、
雪の日に捨てられていた。
子犬のハッピーを拾った幼いアリ。
そういえばトゥンギも拾ってるし、
アリは拾い癖があるんだなw
マンション住まいなのに
困っている動物を見捨てておけない
優しい性格のアリに
「捨てて来い」などとは一切言わない
アリの両親も、随分と寛容だな。
夜の繁華街をさまよっていたトランプを、
シュエルとマオが発見。
アリと会ったのかを聞かれて、
トランプは意外な答えを返す。
「二度と僕の前で
ジン・アリの話をするんじゃない。
あの子は、チェス兄さんと一緒に
希望エナジーを集めている
僕たちの敵だッ!!」(キリッ
計画通りね・・・と、ほくそ笑むシュエル。
トランプはシュエルとマオに告げる。
「チェス兄さんが、
アリと一緒にいるのを
僕は見たんだッ!」
だから、マオが14話の時点から
そう報告してるのに
お前信じなかったやん・・・
今までいつもあの子のそばにいた
ハムスターの正体は、
チェス兄さんだったんだ!
こうなったら、巨大な絶望エナジーを
僕は集めてやるッ!
ようやく自分の任務を思い出して、
「明日から本気出す宣言」を
高らかに叫ぶトランプ王子。
・・・って、お前にギアス能力はないだろwww
第2話以来、片眼を押さえながら
カッコつけたセリフを吐くのが
トランプ王子の定番悩殺ポーズだったけど・・・
彼のヘタレっぷりが
視聴者にあまねく知れ渡った現時点で
改めてこのポーズを見せられると、もはや
ただの厨二病にしか見えないな・・・
ライトノベル『羽月莉音の帝国』の、
春日恒太を思い出すね。
http://mixi.jp/view_item.pl?id=1593354
恒太もやっぱり特殊能力は何も無くて、
眼にはカラコン入れてんだよねw
さてその頃、アリは失恋の痛手を
紛らわせるかのように、
拾ってきた犬のケアに大張り切り。
体を洗い、毛を丁寧にブラッシング。
元気を取り戻した白犬に、
アリは「뭉치 ムンチ」と仮の名前を付ける。
※뭉치は、束とか塊とかいう意味。
日本で言えば「コロちゃん」てな感じか?
ハッピーとムンチも仲良くなる。
アリに笑顔が戻って、安心するトゥンギ。
翌日、アリはスハとミンを誘い、
ハッピーとムンチを連れて
「遺棄犬保護センター」を訪れる。
センターの職員がムンチの身体を検査。
健康に異常は見当たらないとのこと。
飼い主を失った犬たちで
溢れかえるセンター。
犬の世話の手伝いを申し出る3人娘。
人なつっこい犬たちに囲まれ、
張り切って世話に取り掛かるアリとスハ。
しかし一匹だけ、
やたら警戒心の強い犬が。
餌を食べてもらえず、苦労するミン。
ハッピーやムンチにも心を開かず、
一触即発状態となってしまう犬。
きっと、この犬もいろいろ辛い経験をして
性格が粗暴になってしまったのだろう。
しかし、こういう調子では、
この子に新たな引き取り手も現れそうにない。
飼い主がこのまま見つからなければ、
ここが犬たちの終着駅になるんだよ・・・
寂しそうにつぶやくセンターの職員。
遺棄犬たちから絶望エナジーが
発生していることに気づくトゥンギ。
三人の指輪が光る。
フラワーリングハート、
ロマンティックリップス!
メイクアーップ、チェンジ!
アリはトリマーに。5話ぶりの変身。
フラワーリングハート、
シャイニングパクト!
メイクアーップ、チェンジ!
スハは獣医。
フラワーリングハート、
レインボーシャドウ!
メイクアーップ、チェンジ!
ミンはなんと、
「眼鏡を掛けた動物心理学者」に変身!
・・・これって、「ムツゴロウさん」こと
畑正憲さんがモチーフだよね?
韓国でも知られてるんだろうか・・・
・・・というところで第23話終了。
犬食文化が現代でも残る韓国ですが、
1988年のソウル五輪開催、
そして2018年平昌五輪の招致を契機に、
文化の国際化が叫ばれています。
犬食は急速に廃れ、これと対照的に
犬を飼う家庭は年々増えております。
動物に対する国民の意識も、
段々と西欧基準に近づいてきました。
「ペット」や「愛玩動物」ではなく、
人間と対等のパートナーであることを示す
「伴侶動物」
という言い方・考え方も、
日本以上に定着してきています。
しかし、動物カルチャーの急速な進展に伴って
無責任な飼い主たちの手により
大量に遺棄されはじめた動物たちの保護、
そして、遺棄が増える主原因のひとつである
動物医療・保険制度の立ち遅れなど、
ここへ来て、課題も噴出しているようです。
『フラワーリングハート』でも、
犬、猫、そして「ハムスター」が
サブキャラに配置されていて、
「動物との生活」が、韓国の子どもたちの
日常光景として普及しつつある様子が、
よく分かりますね。
19話-22話までの4話にわたって
恋愛ストーリーが全力で展開してきた
『フラワーリングハート』でしたが、
あらかじめ予告しておきますと、
この23話から最終回までは
延々と「犬の話」が続きますw
乞うご期待www
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