昔、しのびと言う名のビョルン・アンドレセン似の綺麗な猫がいた。
狩りの上手な猫で、モグラやネズミはもちろんのこと、たまに大きなカラスを咥えて引きずりながら帰ってくることもあった。
ある日そいつが巣立ったばかりのスズメを狩ってプレゼントしてくれた。
子スズメはまだ生きていたのでそっと逃がしたが、翌日またそいつが狩られてきた。
今度は私に手渡す前に、目の前でボリボリと頚椎を噛み砕いてトドメを刺してからのプレゼントだった。
『まったくよー。せっかく獲って来てやったのに逃がしちまって。ホントにドンくせえなこの娘。
ほらよ。今度は逃げられずに済むようにしといたからな。ちゃんと食えよ。世話が焼けるぜ』
そんなカオをして、『うなあー』と誇らしげに鳴いていた。
セミにネズミにモグラ。猫が持ち帰る獲物、どう対応するといい?獣医師を直撃
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=116&from=diary&id=4075762
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