夏アニメ初見感想（ver.7/20）

　やってきた夏のビッグウェイブ、新作アニメラッシュですが、いつも通りニコニコ（しかもタブレット）でチェック。見れたアニメは一通り一口残し、みんなの「いつもながらアニメ多いぞどれみりゃいいんだ畜生」をうまくサポートできるようがんばるぞい！

＜アイコンの見方＞
僕はこのアニメを……。
○＝見ないぜ！
◆＝しばらくは見るぜ！
☆＝最後まで見るぜ！


☆ラブライブサンシャイン！！

　安心と信頼のラブライブ。前作ファンはもちろん楽しめるが、今回は前作の主人公たちが「伝説のスクールアイドル」として君臨する、結構時代が進んだ世界らしいので、新規ファンは簡単なおさらいも見れて二度おいしいぞ（生徒会長が超ラブライバーだった）。ゴーカイジャーよろしくキャラクターのおもかげや楽曲が流れるとウルっとくる。ほのかちゃんが高山みなみの声で登場するんじゃないかと個人的にワクワクしてる。前作を見ているといろいろ裏をかかれて面白い。現状の推しメンはダイアーさん（生徒会長）かな。語尾伸ばすとジョジョっぽいね。


◆あまんちゅ！

　ＪＫ海女（あまちゃんではない）。伊豆大島でＪＫがフォーエバーブルーする話らしい。１話の時点ではヒロインの片方の、顔芸とニュータイプ言動ばかりが気になったが、鬱要素はあんまなさそうだしまったり枠として今後も視聴。ＡＲＩＡは見てないんだ。


◆この美術部には問題がある！

　美術部ラブコメ。ヒロインが片思い系で、さらに「月間少女野崎くん」の千代ちゃんの人とあってかいちいち可愛い。これはミニ四駆で例えるとトルクチューンモーターなみのお手軽強化ポイントなので、そのうちレギュレーションに引っかかるかもしれない。ドタバタラブコメがお好きな方はぜひ。ミニ四駆がわからなくてもぜひ。


○Rewrite

　Key大作アニメ。1話は50分近くあり気合入ってるのもわかるが、肝心のその1話がほぼ電波シナリオだったので超つらかった。エンジェルビーツやシャーロットみたいなフックもないし、伏線バラマキはわかるけど最初の視聴者選抜がすごいぞ。主要キャラが次々出てきてひと悶着起こすのはなんとなく「Kanon」を思い出した。PS2でやったなあ、途中から○ボタン連打してたなあ、テキスト長かったなあ……。


◆ばなにゃ

　「ばなにゃ」それは、声優：梶裕貴と漫画家：蛭子能収を組み合わせたまったく新しいショートアニメである。

　うおおおおおおおーーーーっ！

　つい風雲黙示録みたいに書いたけど、バナナと猫を組み合わせた「ばなにゃ」というキャラを愛でるショートアニメです。蛭子さんのナレーションが割と合ってて良いです。しかしこの二人が並んでアフレコ……うーん……。


◆B-PROJECT　〜鼓動　アンビシャス〜

　新人アイドルグループ、その新人マネージャーになったかわいこちゃん奮闘記。イケメン歌って踊る枠だけど、１話で新曲レコーディングひともんちゃく、２話で雑誌グラビア撮影ひともんちゃくと、割と地に足のついた話で面白い。プロデューサーが西川貴教とのことで、そのうち半袖半パンのスーパーアイドルとか出てくるかもしれないぞ。


○甘々と稲妻

　シングルファザーの子育て奮闘記。パパは稲妻繋がりか、ガンダムサンダーボルトにつづいて中村悠一さん。子どもはガチ子役の人で結構気合入ってる。おそらく「子どものための弁当つくりを覚える」クッキングパパ的な話だと思うのだが、２話以降有料で生放送もないため小生視聴断念。とはいえ良いアニメになっていくと思うのでそこそこオススメ。


◆アルスラーン戦記　風塵乱舞

　続き物だがピンポイントでエピソードをやるらしく、風の噂では全８話という超短期決戦になるとかならないとか。でんかわでお馴染みアルスラーン役の小林さんは、Re:ゼロではウザキャラと絶叫でおなじみスバルくんなわけだから、本当に声優さんはすごいと思う。話それまくりだけど１話はアクション結構派手だわ王様のオーガっぷりとかてんこ盛りで面白いぞ。


○OZMAFIA！！

　ゲーム原作のショートアニメということで、あんまりわからんかった。イケメン……の、学園もの……っぽいが、この二つの単語だと「学園ハンサム」が浮かんでしまう。タイトルはＯＺのマフィアだそうだが、ＯＺって敵組織だったっけ（ＧＷ感）。


◆クオリディア・コード

　現代学園ファンタジーバトルもの。この枠は前期のハンドレッドで痛い目を見たが、こっちは地方別に生徒たちがランキング制度で争ってるらしく、「神奈川のザコ」とか「千葉のザコ」とか、「翔んで埼玉」みたいな地方ディス合戦が出てきてフイタ。一見よくあるテンプレものですが良い具合にひねりもあって、個人的には１０ハンドレッド（※）ぐらい期待してます。

※１０ハンドレッド＝１ハンドレッドのおよそ１０倍。参考までに他作品を挙げれば、最弱無敗が２０ハンドレッド、落第騎士が３０ハンドレッドぐらい楽しめた。


◆サーヴァンプ

　サーヴァント（奴隷）＋ヴァンパイア（吸血鬼）＝サーヴァンプという、ジャパン＋刑事＝ジェイデッカーをふと思い出すタイトル。イケメン異能バトル枠だけど、ビックリするぐらい女子が出てこないので逆ラブライブと呼んでいいかもしれない。展開は割と早めでサクサク見れるが、個人的には飛ばし過ぎ感も。


☆☆☆Thunderbolt Fantasy　東離剣遊紀

　稲妻その２、台湾の人形劇と虚淵先生の異次元タッグもの。何も考えずに見てみたら美形の人形が剣を振り回したり飛んだり跳ねたりの特撮爆発のＣＧドカドカの豪快ファンタジーだった。視聴者のほとんどが「人形劇＝ひょっこりひょうたん島」で止まっていたせいか、あまりのダイナミックさにふるえる。撮影や人形制作は台湾だけど、脚本やキャラデザなどは日本なので、見た目は本当に日本人好みの中華ファンタジーで、ヒロインがちゃんと可愛いくてビックリ。銀盤も１巻３話収録と良心的だし、銀盤買う枠。


◆SHOW BY ROCK！！　しょ〜と！！

　攻めるサンリオのスピンオフ作品。２期も決まってるらしいので箸休めてきなショートアニメ、各キャラクターに焦点を合わせたファンのためのコメディ作品。全然関係ないけど大分前にマックでサンリオキャラ選挙の上位３名が発表されてたが、１位３位がキャラ単体なのに２位に「SHOW BY ROCK!!」とおそらく投票されたキャラたちが全員ひとくくりにされてて愕然とした思いで。


☆タイムトラベル少女〜マリ・ワカと８人の科学者たち〜

　今甦るまんがはじめて物語。いや、ＪＫがタイムトラベルして偉人に会うアニメなんだけど、全体的なノリから漂うＮＨＫ臭がすごい。絵もどことなく００年代風だし。とはいえテーマは古典的ながら見ていてワクワクするものだし、偉人が出てきたら戦闘要員（あるいはパワーアップ）に回されがちなバトル現代人にとっては清涼剤となるかもしれないアニメなので今後も視聴。


○トランスフォーマーアドベンチャー　マイクロンの章

　やっとこさの２クール目、間が離れたせいかすごい今更感が強いうえ、変わらないＯＰとＥＤを見ていると時間が止まったままのような気がする。第１話って少なくとも１年以上前だった気が……話のノリは変わらないのでファンは続けて視聴しよう。オプティマスがいきなり老害みたいになってたけど。


◆NEW GAME！

　「今日も一日がんばるぞい！」という流行語だけが先行しまくったゲーム業界アニメ。個人的にはSHIROBAKO的なのを期待してるが、まだ序盤は新社会人ロリっ子可愛いアニメのようなので今後に期待するぞい。


◆パズドラクロス

　パズドラやってないけど何となく見る勢。１話だけでもバックできっちり動いてるモブキャラとか、芸能人のゲスト声優とか、超カッコ良くて渋いけど絵に合ってないUVERワールドの主題歌とか、いろんな所で潤沢すぎる資金力は感じるけど、肝心のバトルが大雑把なポケモンバトルでいまいちしっくりこない。「３コンボ」といきなりテロップ出されても……EDは昨今流行りの「流行らせようとして多分誰も踊らないダンス」系なんだけど、最後の変なポーズと効果音の攻撃力（２コンボ）がすごいぞ。


◆腐男子高校生活

　DK（ゴリラじゃなく男子高校生の略）が実はBL好きで……というギャップ日常ショートアニメ。ターゲット層は女性だと思うが、ニコニコだとホモばかり集まる様子。ところでホモネタはわかると面白いけど、わからないときの疎外感がハンパないので考えものである。


☆初恋モンスター

　主人公（JK）の一目惚れした８頭身のイケメンが、実は男子小学生でしたという近年稀にみる力業アニメ。見た目は大人だが中身が子どもなので、人気声優たちが無邪気に下ネタを連呼する、そんな微笑ましいアニメです。ところでニコニコでは生放送と有料配信なので生放送で見てるけど、EDテーマが「鎮魂歌〜鎮魂歌〜」と独特のフレーズを連呼するもので、ちょうど「ちんこん」で動画が止まった時は運営グルになっての悪ふざけじゃないかと本気で思った。


◆不機嫌なモノノケ庵

　妖怪癒し枠。妖怪が見えるようになったDKがいろいろ触れ合いする話らしい。妖怪ウォッチで毎週シリアス回やるような感じかも。とにかく妖怪のせいだろうし。


☆☆Planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜

　Key作品その２。結構前のゲームをアニメ化したものらしく、細菌兵器でフォールアウト化した日本で、ロボットに追われるひとりの男がプラネタリウムに逃げ込むと、そこで起動した女性ロボットに出会って……という話。ベタだし出だしから泣かせる気満々だが、実際見て数分で涙目になったぐらい直球のSFアニメ。メインで売りたいであろうリライトより、こっちのほうがストレートで分かりやすいし遥かに面白いぞ！　映画も近所なら観に行くぞ！


◆モブサイコ100

　ONE先生の動く絵がやっとアニメで見られる！　というだけで見る。原作だと最初のモブ爆発が序盤のクライマックスだけど、それまでの日常パートはまだギャグタッチなので、好き嫌い分かれそう。霊幻先生も最初はただのインチキおじさんだしなあ。絵はそのまんまだけど、つぼみちゃんがちゃんと可愛いのはアニメ補正というか、原作無視というか……。


◆ダンガンロンパ３ The End of 希望ヶ峰学園

　話はゲームの２作目直後からなので、アニメの１どころかゲームで２やってないと付いていけないかも（１期アニメラストのモノ美ちゃんちら見せもむなしく……）。完全にファン向けのシリーズものだが、今作で多分決着がつくかもしれないと思うとファンは見逃せないぞ。そして新生モノクマは完全にちびまる子ちゃんだったから慣れが必要だ！


◆はんだくん

　１話にして冒頭９分をメタネタに全振りした結果、生放送のアンケートで「１：大変よかった」が２７％とかすごい数値をたたき出した今期問題児枠。後半がちゃんと面白かっただけに序盤からのふるいかけすごいが、リライトほどじゃないのでしばらくは様子見。最初のメタネタも滑りっぷりが潔かったので意欲は買う。


◆91Days

　今期ハードボイルド枠。家族や親をマフィアの抗争で皆殺しにされた主人公が復讐を誓うパニッシャー系。禁酒法時代に密造酒とか作ったり、バーで撃ち合ったりします。おっさん率が高く、全体的にセピア調がかった雰囲気もいいので好きな人はぜひ。


◆ねじ巻き聖霊戦記　天鏡のアルデラミン

　学園じゃないファンタジー枠。キャラデザが男女共通して鼻筋や唇をしっかり描く珍しいタイプで、慣れない人は慣れない模様。あとマスコットキャラポジであろう精霊が珍遊記の猿っぽい。全体的に地味だが丁寧な印象。


＜まとめ＞
数は多いが大作は少な目な今期、見るアニメは絞りがち？