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2016年06月24日06:08

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日伊協業。

台湾の、ITとビーフンの里・新竹で、日立とアンサルドの連合が都市鉄道の建設を受注したそうです。

■台湾で鉄道建設受注=総額1000億円―日立
(時事通信社 - 06月21日 21:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4055351

台湾の日立製電車といえば有名なのは振り子式電車のタロコ号。しかしこの頃の新車では日車の方が露出度が高く、先日東武とコラボしたプユマも日車製なのでこの受注でしばらくぶりに存在感を見せた格好になりますね。

■日立、台湾の鉄道建設計画を一括受注 約1100億円
(朝日新聞デジタル - 06月21日 21:31)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4055404

この記事で目を引くのは、やはり車両が日立、信号がアンサルドの分業体制。日立は信号の分野もやれることを踏まえると、これはアンサルドの顔を立てていると考えられます。
若干のゴタゴタもありつつ日立が傘下に引き入れたアンサルドをこれから日立がどう活かす気かは正直よく分からない部分がありましたが、この内容から見る限り自社の仕事において欧州企業と組んでみせることで対外的な好印象を引き出す狙いがありそうですね。
また、今日明らかになる英国の国民投票でEU離脱が決まった場合、英国に日立が建設した直営工場は欧州大陸向け輸出には不利になる可能性があり、その際に大陸向け車両製造の窓口としてアンサルドの生産設備を活用する手があります。なかなかどうして戦略的な買収ですね。
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