午前中、DVDでリドリー・スコット監督の「マッチスティック・メン」を観ました。
昼から、なんだかんだ雑務に追われる。肉じゃが作ったりしてたら、あっという間に日が暮れた。
☆「マッチスティック・メン」(2003)監督 リドリー・スコット 出演 ニコラス・ケイジ、サム・ロックウェル、アリソン・ローマン、ブルース・マッギル、ブルース・アルトマン
詐欺師のロイは極度の潔癖症で、オフィスの電話を毎日消毒せずにはいられず、下着や靴下を小さくたたんできちんと積み上げないと気がすまない。ツナ缶ばかり食べている彼は、食器が汚れるからと缶から直接食べていた。
そんな彼も、詐欺を実行している時だけは潔癖症を忘れ芸術的な手腕を発揮するのだった。
ある日、ロイの前に14才の少女アンジェラが現れる。彼女は、離婚した妻との間に生まれたロイの実の娘だった。突然娘と暮らすハメになり困惑するロイだったが、さらに驚いたことにアンジェラは詐欺師の弟子にしてくれと言い出すのだった。
こないだリドリー・スコットの「オデッセイ」を観て、彼の未見の映画も観てみようと本作にトライ!
…彼もこんなコミカルな映画、撮ってたんですねぇ。
タイトルの「マッチスティック・メン」、 “ MATCHSTICK ” の意味は「マッチ棒(の燃えさし)」ですが、俗語で「詐欺師」の意味があるそうです。
リドリー・スコット流「逆スティング」とも言うべきコンゲーム映画、だまし映画ですね。
けっこう楽しめましたが、脅迫神経症的に潔癖なビョーキの詐欺師という設定が、もう少し本筋に活かされると面白かったんじゃないかな。
シナトラやハーブ・アルバートなどの懐メロの使い方は上手いですね。
見終わってからの後味は良い一本です♪
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