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2016年06月13日23:33

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田園調布も浜寺公園も、近接地への移築となったが。

原宿駅改修、90年の歴史ある駅舎に「壊さないで」の声
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=29&from=diary&id=4040547
JRの原宿駅が2020年の東京五輪対応として大規模な改修が行われ、現在正月の明治神宮の初詣対応でその期間のみ外回り専用の臨時ホームとして使われる乗り場を常用の外回りホームとして現在のホームを内回り専用とするのに加え、駅舎を建て直すことが発表された際、歴史ある現在の木造駅舎が使われなくなることは仕方ないと思う一方、JR-Eが「地元の皆様や渋谷区と協議する」と、移築などを含めての保存の意向を明確に表明しなかったことに、がっかりしましたね。
確かに、安全性、利便性を考えれば、築90年の歴史のある駅舎を使い続けるには手狭であり、無論老朽化もしているわけで、駅の改修は“時代の要請”とも言えましょう。明治神宮に至近の新しい出口が作られるようで、利便性の向上が期待されるところですが、現在の駅舎のイメージを踏襲するようなイメージパースではなく、何等かの形で利用することを想定する様子も感じられませんね。
古い由緒ある駅舎の保存のケースとして思い起こされるのは、東急の田園調布駅と南海の浜寺公園駅ですね。田園調布駅は地下駅化、浜寺公園駅は高架化(現在工事中)のためにそれぞれ旧駅舎を解体、近接地にモニュメントのように移築しており(浜寺公園はその予定)、地域の“顔”のような存在として残され、親しまれている(浜寺公園はその予定)わけで、田園調布駅の旧駅舎は元の位置からすこしずれているとは言え、旧来の西口の駅前広場と合わせ、この駅と街の歴史を物語るモニュメントの役割を果たしていると言えますね。
人の往き来の多い場所であり、モニュメントとして保存するスペースが取れないのかもしれませんが、田園調布や浜寺公園の例にならい、移築で保存する道は探れないものか、期待したいところですが……。
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