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2016年07月03日11:19

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春アニメ感想(ver.7/9)

 春アニメ、完走したものの感想をちらほらと。基本ニコニコで見ているので、まだ見てないのは後日追記しまする。


●ビッグオーダー

「未来日記」を期待していたら……ってなアニメ。マンガの時点でかなりシュールな作品なのに、映像にしてさらに角川お得意の1クール10話完結にしたもんだからようわからん。ドラえもん風に擁護するなら「なにがなんだかとにかくすごいぞ!」。OPとEDがずば抜けて名曲だけど、それだけじゃなんとかならないものである。

総評「みんなビッグ・オーと間違えすぎ」


●ハンドレッド

 みんなテンプレは好きだけど、頭からつま先までテンプレを通されるとお腹いっぱいになる事を教えてくれるアニメ。原作未読だけどいきなりガチレズにぎやか師を出したり、思いついたようにマクロスみたいにコンサートするのはどうかと思ったが、最後の戦いが「出会って大して話数もたってない女の子を悪落ちから救う」とかでビックリ。視聴者の予想を裏切ればいいってもんじゃないゾ。そしてヒロインの男装アピールは最初から無理があったゾ。

総評「最弱無敗のバハムートを見習ってほしい」


●宇宙パトロールルル子

 他作品のコラボはファンが喜びこそすれど、何も知らない人から見たらアイムポカンってなわけで、途中のコラボ3話がなければもっと素直に楽しめたアニメ。ああ、インフェルノコップはいいんだ。最初からフラグ立たせてたし、作品そのものが好きだし。最終回のグレンラガンみたいな盛り上がりを見るに、ガイナックスの呪縛からはそう簡単に解き放たれないんだなとしみじみ思ったり。

総評「セルフパロディもほどほどに」


●ラグナストライクエンジェルズ

 巨娘が戦う。以上。

総評「新しいCMを見た」


●迷い家

 ホラーアニメと思いきや、トラウマほじくりかえしの人格セミナーアニメでしたが、意外にも死人も出さずに丸く収まって良かった良かった。ラストのカップル急増といい、昨今流行りのお見合いツアーを掛け合わせた超高度ギャグだったのかもしれない。などと小ばかにしつつも、最後まで飽きず、常に予想不可能な展開で楽しませてくれた怪作。キャラ多いのに癖の強いのばっかで見てて楽しのと、ちゃんと決める所は決めていたのがポインツ。1話有料じゃなきゃもちっと盛り上がってただろうに。

総評「みんな強く生きてくれ」


●キズナイーバー

 トリガーその2。最初微妙だったが途中からもりもり面白くなり、最後は「マーリ―、天才だわ」とホロッとさせられた1作。「ここさけ」といい「迷い家」といい、マーリ―脚本好きだ。OPとEDもバッチリ決まってたし、テーマは重いけどいい意味でライトに話を進めてたし、あと全編に漂う青臭さ、やっぱマーリ―脚本好きだ。

総評「にこは天使」


●ふらいんぐうぃっち

 魔女の宅急便ジャパン。全編通して作画も丁寧だし、キャラも顔面偏差値高いし、起承転結を追い過ぎないゆったりした話も良いし、悪評もほとんど上がらない良アニメとは思いつつも、あえてケチをつけるなら最終話ぐらいはもう少し動きのある話を見たかった。振り返ると「女の子かわいい」以外であんまり記憶に残ってないんだよなあ……思ったより魔法出てこないし。スリザリンは10点減点じゃ。

総評「料理がうまそうなアニメは名作」


●くまみこ

 最終話の展開でまさかの大荒れになった今期アニメの問題児。コメントを見る限り一応原作通りの話ではあるらしいが、だとすれば「なんで最終話に後味の悪い話を持ってきたのか」とか「なんのフォローもなしにそのままやったのか」とか色々考えてしまう。途中の試食会も大分ヘビーな話だし、ああいう「田舎コンプレックス」も作品のテーマのひとつだとわかるけど、アニメに限らず創作物って1話からの積み重ねだし、「最後までこの作品を見て良かった」と思いたいものだし、それをパーにしちゃうのはやっぱダメだよね。

総評「あと1話あれば多分挽回できた」


●三者三葉

 JK日常もの。一番興味なさそうなジャンルだったのに毎話楽しんでみていた。ギャル子ちゃんといいラブライブといい、僕はJKが好きなのかもしれない(問題発言)。とにかく明るくハイテンションで、鬱要素もこれっぽっちもなく、かといってダラダラした話はなくテンポ良くて、こうして振り返ると特別目立った要素はないのに楽しめたのは、全部が良すぎて細かい事を考えなくても良かったからかもしれない。陳腐な表現だが「なんだか元気になれるアニメ」。ときに猫の作画だけ異様にヌルヌルしてたのはスタッフの執念だろうか。

総評「レイズナーもちゃんと見よう」


●聖戦ケルベロス

 ソシャゲのCMはエグザイルが出てたよね、って思い返したら相当前だった話。監督が同期アニメだと少年アシベとか、さかのぼればケロロ軍曹の人だったらしく、なぜかギャグのキレが良かったが、ファンタジーとしても真面目にやっていた不思議アニメ。主人公が良いキャラしてたし(絵に描いたような「威勢だけの男」)、冒険も装備品整えるとか宿借りるとか狩りで賃金稼ぐとか描写細かく、パッと見の地味さや1話の妙に堅苦しい展開で損していた気がする。10ハンドレッドぐらいは評価ついても良いと思う。

総評「ブレない大切さ」


●少年アシベ GO!GO!ゴマちゃん

 まだまだ続くようでウレシイ。


●鬼斬

 ショートアニメということをしっかりわきまえ、短時間で美少女とハイテンションとギャグをギュッと詰め込んだ怪作。OPがまた中毒性高くてねえ……目を細めるとてーきゅうに見えなくもない罠。ニコニコでわいわい騒ぎながら見るには格好の一本。昼は乱気流。

総評「ゲームの方はよくしらない」


●ジョーカー・ゲーム

 日本のスパイ超カッコイイ。ラノベではなくハードカバーの小説原作で、戦時中の日本とスパイの活躍を描いたむせるアニメ。制作がプロダクションIGとあってか、たまに劇中のスパイが有能すぎて義体化してるんじゃないかと疑ったり。正直解説コメでわかる部分があったりして、私のように頭からっぽの方が夢詰め込める何も考えない視聴者は雰囲気だけで楽しんでたりもしたが、断片的に語られるスパイエピソードはとってもクールでカッコよかったです。カッコいいしか言ってねえ。

総評「顔と名前を覚えられないスパイは優秀」(だって原作ファンが「特に覚えなくても問題ない」って言うてるし)


●坂本ですが?

 豪華声優陣、1クールぴったりの原作巻数、基本止め絵で決めるシーンが多いから多分作画班にやさしいつくり……と、恵まれ過ぎたアニメ。あらためて原作読み直したらカットされたのは扉イラストの小ネタぐらいで、本編はほぼ全部エピソード化という文句のつけようがない個人的覇権アニメ。終盤のちょっと良い話もあいまって、「笑いあり涙あり」をきっちり決めたのもポインツ。原作でもウルっときた久保田くんの母ちゃんの話はアニメでもウルっときたぞ!

総評「謎じゃない感動」


●とんかつDJアゲ太郎

 最終話見てないけど、1話見てマンガ全部買っちゃったクチなので……出落ちのシュール系ギャグマンガかと思いきや、友情・努力・勝利を地で行く王道のジャンプコミック。ショートアニメ枠とあって銀盤欲しいんだけど、現状ローソン先行発売のDVDしかないので、ブルーレイきたら買う予定。最近かつやに行くようになったのはこのアニメのせい。

総評「初期ビーマニとか好きだった人あたりはぜひ」


●美少女遊戯ユニット クレーンゲール

 ゆるゆると楽しんでいたのだが、風の噂では2期が決まったとか決まってないとかで、そのせいか知らないがまさかの伏線未回収エンドへ。ショートアニメなのにもったいつけやがって……とはいえゲーセンのクレーン攻略アニメという題材は面白かったので、これで格ゲーとかシューティングとかコロコロ変えてやれば化けるかもしれない。ハイスコアガールアニメ化の夢よ今一度。

総評「でもゲーセンのクレーンってアーム弱いよね」


●ハイスクール・フリート

 海ガルパンかと思いきやJKジパング。せっかくの個性溢れるキャラクターたちも戦艦も出てきたのにさほど盛り上がらなかったのは、多分「謎のウイルスで暴走した生徒たちを鎮圧する」というよく分からないうえに回りくどい敵のせいだったかもしれない。舞台が「ほぼ水没しほとんど海になった日本」ってのも、どうにかして戦艦メインに動かしたいって感じがするし。ガルパンの「学園艦」みたいにノリと勢いで何とかならなかったのかなと小一時間。でも最終話で母艦が(唐突に)沈むのは、(唐突だけど)結構グッと来たし、キャラのやり取りも好きだったので、なんかいろいろ惜しかったなあと。ぶっちゃけ二番煎じでもいいから海ガルパンで良かったんじゃ。

総評「メイちゃんかわいい」


●ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?

 出会い厨の夢を叶えるアニメ。ラノベのお約束というか、男性キャラが主人公以外ほぼ出てこないのが気にはなったが、それでも「オフ会で会ったらギルドメンバー全員同じ学校の生徒、なお美少女押しかけ妻はリアルも美少女でした」という出落ちに終わらず、その後「ヒロインに現実とゲームの区別を付けさせる」「アカウントハックされる」「ギルド攻城戦」と起伏に富んだ話が多くて楽しかった。ゲームのモデル的にラグナロクオンラインらしく、懐かしむコメもちらほら。そして劇中で頻出するブロント語。

総評「みんなも無課金(生活に無理のない課金)を心がけよう」


●少年メイド

 ショタコンホイホイアニメ。中身は思ったよりシリアスで良い話だったんだけど、さすがに性的アピールがいささか強すぎるというか、キービジュアルでも少年と少年の顔が近づきすぎるというか……そういう大っぴらな部分は抑え目でもよかった気がするけど、そうなると原作の合う合わないとかになるので割愛。終盤で主人公に片思いする同級生の女の子が出てきて、そっち方面のラブラブコメコメも見たかった。

総評「私はジャイアントロボもジェイデッカーも好きですが別にショタコンではありません」


●僕のヒーローアカデミア

 結構レアケースな1クールじっくりジャンプアニメ。これも1話見て原作全巻即買いしたなあ。原作の3巻途中までを丁寧にアニメ化した結果、引き延ばしなしの尺稼ぎなしの作画キレッキレの演出バリッバリのすごいゴージャスなアニメになってた。同期ジャンプ枠の「双星の陰陽師」と比べるとそりゃあもうクッキリハッキリ。最終話のCパートのカットを見る限り、2期は体育祭〜ステイン編までやってくれるそうで、もう今からワクワクが止まらないよ! べた褒めだよ!

総評「音楽:林ゆうき、ちぃおぼえた」


●暗殺教室

 やっとこさの最終回。原作20巻に対しアニメは全約50話と、昨今の深夜アニメでは恵まれた話数だったが途中からカットされたエピソードも増え(一部OVAに回された模様)、最終的には駆け込みゴールといった塩梅。最初こそ1期の謎ダンスOPやら渚くん女性声優やらで「ちょっと思ってたのと違う」とスルーしてたが、謎ダンスはそのうちクセになり、渚くんは中の人がガルパンの西住殿とわ知ってからだんだんハマっていきました。アニオリはほぼなく、あくまでマンガをできるだけ忠実に映像化した感じでしたが、原作の雰囲気を壊さない、総じて丁寧な作品だったと思います。マンガも感動、アニメも感動、実写は(1作目のデキから察するに)怖くて見れないぞ!

総評「ついでにジーザス(元祖殺し屋先生)も読みたくなってきたぞ!」


<まとめ>
M・A・Oさんよく出るなァ。
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