mixiユーザー(id:20016884)

2016年06月02日04:40

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不可解な高額延滞金の謎!!

記事を読んでみて不思議に思った
「延滞金がなんでそんな大きな額になるんだろうか?」


120万返済してもまだ114万も延滞金があるの?
どうも記事の金額の辻褄が合わないので
ちょっと自分の奨学生だった経験を踏まえシミュレーションしてみました(笑)!

*元金は減額になっている
自分はたしか月々2万7千円くらいもらっていたと記憶しているのですがここは
月々3万としてみましょう!
すると年間で36万円で4年間ですからこれだけで144万円の貸与になるんですよ!
そしてここでいう元金というのは利子分も含まれますので元金としては160万円以上に
なるはずですが記事では121万円とかなり安くなっています
元金はある程度返済により減っていたということでしょう

*返済金額
自分の場合は1年に1回の支払いで「8万円」くらいでした
これを卒業後20年間かけて返すことになります
単純に返す額は160万円くらいとなります

*延滞金の計算
「延滞している割賦金の額に対しての延滞金」ですから
例えば1年滞納しても元金すべてに延滞金がかかるわけではなく
あくまで「8万円」に延滞金がかかるわけですね
計算を楽にするために年10%の延滞金としてみると「年8000円」ということになります
まったく返済しなかったと仮定しても延滞金の額は8000円の倍数になります
234万円(返済額含む)の延滞金にするには8000円の295倍にならないといけない
仮に10年間延滞しても最大で8万円(=10年の延滞)で
それ以降の延滞額はどんどん下がるはずなんで
大雑把に計算しても延滞金は44万にしかならないんですね
仮に20年間まったく払わず120万に延滞金10%を加算するという
最大の延滞金額にしてやっと240万なんですわ!
しかも1988年から返済を始めて120万は返したということなので
延滞金の額は減るはずなんですねぇ
それがわずか6万しか減ってないというのはなぜでしょうか?

*払っても払っても延滞金が減らないケース
これは年にかかる延滞金と同額もしくは小額しか返済しなかった場合のみなんですよね
今回は2004年に高校の奨学金の54万を返し終わったという事でそれ以降
で120万を返したということなのでしょうか?
この120万をどういうペースで返したのかにもよりますがいずれにしても延滞金が234万に
なり120万払っても元金が減らなかったというのはちょっと「誇大表現」のような気がします


*結論
この記事は「弁護士側」に聞いただけの記事なので元金や延滞金の残額などは
不正確な側面があることは否めません!!
元金が120万残っているというのは前述のとおりある程度元金は返したと思われますし
さらには支払うべき延滞金が114万もまだ残があるというのも不可解
ここは払った延滞金が114万だとすればすこし辻褄が合うような気がします
ただこの支払う側の男性もあといくら払うべきなのかをちゃんと把握してない
というのはなんとも「どんぶり勘定的」に思えます!

しかし裁判所の
「男性を誤解させて元金相当額を払わせたにもかかわらず、
延滞金を請求するのは「信義に反する」と評価。機構側の請求を棄却した。」
という判断は一つの救いであったろうと感じますね!

http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=149&from=diary&id=4018415
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