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2016年05月26日21:49

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神殿娼婦 〜Story1 古代エジプト編〜

覚醒とセクシャリティは、切っても切れないものでありながら、長い歴史の中で、戦い、分離し、崩壊し続けてきました。

覚醒エネルギーの中心は、肉体でのクンダリーニの上昇とも深く関わっています。
そのクンダリーニの上昇はエクスタシーであり、セクシャリティです。
そして、子宮は、神と人である神との共同創造のエリアでもあります。

ボディラブトリニティは、肉体で、安全に、覚醒とセクシャリティを統合して生きていけるようになります。

失うものはなにもなく、疎外するものもない、無理をすることでもない。
ごく自然に、セクシャリティが開いていき、覚醒した身体で生きられるようになります。

それはワンネスでありながら、個人を大切にすることでもあります。
そのためには、肉体や魂に刻まれたディープな記憶が、無条件の愛によって癒されていく必要がある場合があります。

私は、過去生において、何回もこの覚醒とセクシャリティのはざまで、厳しい選択をせまられてきました。
その度に傷つき、それを超えて、公に神とともに働いてきました。
時をこえ、ボディラブトリニティは、そのときの傷をも癒していけるものとして誕生しました。

肉体で交わることなく、覚醒もセクシャリティも生きられます。

無条件の愛のワンネスを生きられます。

それは、肉体の交わりを捨てるということではありません。パートナーがいる方は、お互いを尊重しながら、良いパートナーシップが築けます。



これから書くことは、ボディラブトリニティのアドバンスドプラクティショナーになるプロセスにおいて思い出した、魂からの複数のメッセージであり、記憶です。
Story2 中世ヨーロッパ編
http://ameblo.jp/08heart-to-heart17/entry-12165059784.html
Story3 邪馬台国編
http://ameblo.jp/08heart-to-heart17/entry-12165449155.html
と続きます。

物語として読んでいただいてかまいません。


個人セッション「ボディラブトリニティ(B.L.T.)」ボディワーク:
http://ameblo.jp/08heart-to-heart17/entry-12163064600.html
6/28「幸せな身体を奏でる」ピアノヒーリング&エネルギーワーク
ミニボディラブトリニティもします。
http://ameblo.jp/08heart-to-heart17/entry-12164079340.html





【古代エジプト、ピラミッドの時代】


古代エジプト、ピラミッドの時代にも、覚醒や神からのメッセージをもたらす方法がありました。

そのひとつは、神殿娼婦という仕事をする女性達によるものでした。

娼婦と呼ばれているのは、そこに肉体での交わりがあったからです。

巫女のような役割をになうことができる女性達が、肉体で男性と交わり、セクシャリティを通して、男性を覚醒させたり、神々からのメッセージを受け取ったり伝えたりしていました。

それは神聖なる神の仕事であり、覚醒とセクシャリティの分離はありませんでした。

人々の尊敬も集め、社会的に認められた地位もありました。



しかし、必ずしも彼女達全員が自主的に、自らすすんでその仕事についたわけではありません。

才能を買われて、個人の幸せを犠牲にして、仕事に就かされた女性達もいました。






少女イリア(仮名)は、ある青年と出会い、とても愛し合うようになりました。

ほどなくふたりは、将来を誓いあいました。

ところが、ある日、青年が突然不審な死を遂げたのです。

イリアは嘆き悲しみました。

彼女は全てを失って、全身を、人生を、引き裂かれたような痛みの中にいました。


そこに、神殿からの使者が来ました。

神殿娼婦の仕事への召集です。

神殿からの命令は絶対です。彼女にNOという選択肢はありませんでした。


それに、人生から引き裂かれてしまったイリアは生ける屍のようでした。

この先、生きていかなければならないなら、もう他のパートナーを求める気にはなりませんでした。

ですから、神に仕える道しか残されていないと感じて、イリアは神殿へと向かいましたた。


やがてイリアは、神殿で、素晴らしい才能を発揮して、次々と仕事を果たしていきました。

そして、神殿娼婦としての地位も名誉も得ていきました。



ある日のこと、彼女は衝撃の事実を知りました。


彼女が少女だったころに愛したあの青年は、神殿から使わされた者でした。

青年の使命は、イリアを女性として、巫女として、目覚めさせること。

彼は、忠実にその仕事を実行しました。


しかし、神殿側の誤算は、青年が本気でイリアを愛してしまったことでした。

ふたりが愛し合ってしまったら、イリアを神殿娼婦の仕事に就かせることはできなくなります。

なので、神殿側の新たな使いにより、青年の仕事は、彼の死を持って強制終了させられてしまいました。


イリアは、もはやその事実を知っても揺るがないほどに、神の仕事を遂行していました。

誇りを持っていました。

その意義を理解し、後戻りなどする必要も無いほどに、その仕事を大切にしていました。


でも事実を知ったとき、そこに、悲しみ、怒り、神への静かな恨みが湧きました。

神殿娼婦の仕事についている他の仲間達も、さまざまな経緯でここに来ています。

その背後に何があったのか、今更ながら様々な事情を推し量り、深い哀しみに暮れました。


イリアの人生は、神殿娼婦としてまっとうされました。

彼女は、神に仕えたことを誇りに思いながらも、個人を犠牲にした神殿娼婦達の苦しみを抱え、青年との引き裂かれた愛への哀しみを抱えたまま、光の世界へと旅立ちました。


そうして、イリアの深い想いの数々は、次の転生へと引き継がれていくことになるのです。








Story2 中世ヨーロッパ編に続く。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1953018441&owner_id=22385293


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