映画「ルーム」

映画「ルーム」を観ました。

高評価の映画でしたので、期待して観て、期待は裏切られませんでした。

この映画でアカデミー主演女優賞を受賞したブリー・ラーソンの演技が素晴らしいです。

閉じ込められた「部屋」しか知らない５歳の息子ジャックが、初めて外の世界を見たときの、カメラ目線が優れています。

脱出に成功した２人の姿を見て、おいおい泣いてしまいました。

しかしこの映画はスリリングな脱出劇だけでなく、その後の２人の姿を追います。

心の傷を負った母親。脚本が巧みです。

見終わったあと、優秀な映画に出会った、満足感がありました。

◆ストーリー
人に優しくなさいと母に教えられて育った、１７歳の娘。
ある日、オールド・ニックに飼い犬を助けてほしいと言われて、車に乗り込み、そのまま誘拐されてしまう。
以来７年もの間、納屋に幽閉される。
彼女の希望は５歳になる息子、ジャック。そう、誘拐犯との間に出来た子供だ。
ジャックは、天窓しか世界を知らない。あとはテレビで観る平たい人々・・・
彼女は息子に外の世界を見せてやりたいと切に願い、脱出計画を練る・・・

監督：　 レニー・アブラハムソン
出演：　ブリー・ラーソン、ジェイコブ・トレンブレイ