ヒグマ=キムンカムイで、神話の海の神・レプンカムイは美しいシャチの姿で、人々に海の幸をもたらします。
鮭はカムイチェプ(神の魚)と呼びます。
この様に多くの動物に何々カムイが付いていますが唯一エゾ鹿=ユック(獲物の意味)にはカムイの称号が有りません、それは四季がはっきり分かれている蝦夷において草植物、魚類等は入手期間が限定するものの、こと「シカ」に関しては年中手に入る唯一の資源であった為と言われてます。
また囲炉裏・火の神様アペフチカム、更に固有名詞の山や川の名のカムイと言う様に色々なカムイが有ります。
熊送りで有名な
イオマンテは、「色々な動物が神の国からやってきて、我々はそれを獲物として利用させてもらっているのだから、その霊に感謝を込めて神の国へ送り返す」と言う意味が有ります。
ですから、熊に限らず多くの動物にイオマンテの思いは有るのです。
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