mixiユーザー(id:5264707)

2016年06月08日12:31

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嫌われるのを承知で小2男子・行方不明事件に一言。

無事保護された今だからこそ言えるのだが、メディアがこうも彼を英雄化するのはどうかと思う。

確かに彼が冷静な判断で生き延びたのは事実だが、僕にはその行動の背景に、「僕を置き去りにした親を心配させてやろう」という子供特有のちょっとした親への反抗心を見てしまう。

小2にもなれば、水があれば1週間くらい生き延びれる知恵はついているだろうし、眼下には町並みが見えていたはずだ。自分が忽然と消えれば、親も心配して捜索願を出すことも想像できただろう。ひょっとしたら捜索のヘリの音を聞いていたのかも知れない。

なにも彼を責めているのではない。子供なら誰しもやりがちな行為だ。
言いたいのは、そうした児童心理を理解しないで彼の行動を美化し続けるメディアの報道だ。

父親が保護された彼を見て、真っ先に「許してくれるか?」と聞き、彼は「うん」と答えたという。この瞬間に彼の目的は果たされた。
気がかりなのは今後だ。
この親子の力関係に逆転が生じないか?世間が彼を褒めたたえれば褒めたたえるほど、それが逆に心配だ。
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