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2016年04月30日19:22

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韓国旅行　＃３０－③

【五日目】

おでんうどん＠東京うどん

今日も元気だ、うどんが美味い

（←高校の食堂に掲げられてたポスターの言葉です

）

アメリカンコーヒー＆クリームチーズケーキ＠学林茶房

ここは韓国ドラマ「星から来たあなた」や「相続者たち」での撮影場所としても有名です。
放送直後はかなりの混み具合だったみたいですけど、私が入ったお昼前はそうでもなかったです。
ただ午後からは観光客ではない普通のお客さんでほぼ満席でした。
でも落ち着いた雰囲気が心地よいです。

さあ、いよいよ今回の渡韓、最大の目的ですっ

ミュージカル「パルレ／洗濯」＠東洋芸術劇場1館　マチネ

＜Today’s cast＞
ソ・ナヨン　－　キム・ヨンジョン
ソロンゴ　－　ホン・グァンホ
大家のお祖母さん　－　チョ・ミンジョン
ヒジョンママ　－　ヤン・ミギョン
ク氏　－　チョン・ジホ
パン　－　チェ・ヨンドン
マイケル　－　シム・ギュヒョン
女子職員　－　イ・イェジ

ミュージカル俳優の登竜門の一つ「パルレ」
ツベでウリグァントム出演時のを何度も見ていて、「この時期の彼を知っていたら、絶対見たのに！」と思っていたものでした。
「デスノート」出演後、どんな作品に出るのかと思っていたら、なんとその「パルレ」に出演決定

大劇場の主役を張り、ウエストエンド進出で今や国際ミュージカル俳優となってる彼が、
昔出演して愛着のあるこの作品を洗濯、アニョ、選択（オヤジギャクですみません

）
そりゃぁ、何年も彼を愛して止まないファンからすれば絶対観たいですよね

小さい劇場は満席で今や遅しとグァントムを待ってる雰囲気ムンムン
最後列の私も勿論同じ気持ちで待ち構えています。
ところが前列の二人がガタイのでかい韓国特有のバカップルでして
前のめりで観るわ、お互い交互に頭を相手の肩に乗せあうわで、めっちゃイライラ

「ソウル暮らしは何年ですか？」

冒頭の音楽が流れてき、「えっ！　グァントムは何処？？」と思っていたら、
気付いたら既に立っていました

大劇場でスターオーラを放つグァントムも素敵ですが、
ソロンゴとして何の違和感もなく立っている彼は他のキャストと同じ底辺で生きている人々の一人、
なのに絶対的存在としてそこに居ました

ナヨンと初めて出会う物干し場のシーン

以前パルレを観た時のソロンゴ、キム・ギョンス君は上半身裸で、
いかにも着たきりすずめ状態で洗濯物を干してたように記憶しています。
グァントムは袖なしのＩシャツを着用
そしてナヨンが登場すると、干したばかりのびしょ濡れのシャツをそのまま着るのは同じ

そのびしょ濡れシャツの水分を利用して髪を8：2に撫で調え、
ナヨンに低音でカッコつけながら　　「アニョハセヨ！」

これには会場爆笑

そして「アンニョン」の歌・・・
もうね、もうね、たまらん

こんなに優しく囁くように歌われたひにゃ、もう心がとろけてしまいますぅ～

声量をグッと抑えて、こんなに歌声が安定しているのはさすがと言う他ありません

物干し場でのソロンゴがハーモニカを吹くシーン
あれっ？！こんなシーン、あったっけ？？と思ったら、これはグァントムだけの場面だそうです。

そして「チャム　イッポヨ～♪」
これも大好きな曲です

前半はナヨンへの思いを温かな声で歌い、
途中の「トゥリナヨ～？」からソロンゴのこみ上げる思いを伸びのある力強い歌声に乗せていきます。
とても力強い歌声ではありますが、あくまで250席程度の小さい小屋に合わせての事です。
彼の本意気の声量はこんなもんじゃァ、ありませんよぉ～

ソロンゴが空想するナヨンとのデートは今回はモンゴルの草原を二人で馬に乗り、疾走しています

大家さんのハルメェが40代になる障害を持つわが娘を思う歌には毎回泣かされてしまいます

もう一つ、終盤のキスシーンなんてありましたっけ？
どうやらこれもホン・グァンホver.らしんですわ～

前列のバカップルにイラつきながらも、ソロンゴに心高まって気付いたら終わってました

明日はいよいよウリ　グァントムのマッコンです

ソワレは同じ劇場のサビタを観るので、普段はめったにしない出待ちを期せずしてすることに。
終演後30分程してマスク姿で登場。

がっつりスモークの掛かった真っ黒くろすけのバンに乗って帰って行きました

車が出た後、二人のアガシが「チェソアンデヨ～、クサラミ　ヌグエッソヨ～？」と訊ねてきたので、
「ホン・グアンホ氏エヨ！」と言うと信じられない呈だったので「チンチャル！」と更に言うと、
二人の口から「きゃーーーー！」っと雄叫びが

ミュージカル「サビタ～愛は雨に乗って～」＠東洋芸術劇場2館　ソワレ

＜Today’s cast＞
ドンウク　－　イ・ドンジュン
ドンヒョン　－　キム・ギョンス（Jay／TRAX）
ミリ　－　キム・リョウォン

当日券狙いでなんと50％offのＷ25000でチケット購入

尚且つイベント中とかで写真とラーメンがおまけ

かつてオ・マンソク、オム・ギジュンやパク・コニョンも出演したことのある演目

≪ストーリー≫
家族思いで几帳面、不惑を迎えてもまだ独身の、音楽教師ドンウク。
彼の誕生日に、どしゃぶりの雨の中、7年と27日ぶりに、弟ドンヒョンが戻ってきた。
高校時代にピアノのコンクールで優勝するほど音楽の才能に長けたドンヒョン。
ドンヒョンは、音楽大学に進学したが、ある日突然、理由も告げずに家を出て行っていたのだ。
そんな2人のもとに、謎のハイテンション・ガール、ミリが舞い込み、いきなり歌い踊りだす。
新婚のカップルを盛り上げるのが仕事のミリは、訪ねる家を間違えてしまったのだ。
そんなミリを迷惑がりながらも、2人の兄弟は、本当の気持ちを吐露することで、徐々に互いの距離を縮めていく。
兄ドンウクは、若くに両親を亡くし、下の3人の妹弟を育てるために、長男として、自分の気持ちを殺して、妹弟たちに尽くしてきた。
働き過ぎにより、末梢神経を一部損傷し、音楽教師の職を辞めていた。
弟ドンヒョンは、そんな兄の自らを犠牲にしてまでの優しさが逆に辛く、
音楽の道から逃げ出し、全く違う漁師の道に入った。
その生活のなかで、手を痛め、以前のような繊細なピアノの演奏は不可能になっていた。
互いの本当の気持ちを知った2人は、ピアノを弾き出す。
雨は徐々に止み、青空に変わる。
ドンヒョンは、ユ・ミリを交え、兄ドンウクの誕生日を祝う。

ミリ役のキム・リョウォンさんはユ・コンジュさんを彷彿とさせるスタイル
弟ドンヒョンのキム・ギョンスってTRAXのジェイだったとは。
身体も少し肥大し、ぐっさんみたいだったわ

才能に恵まれてる人がいれば、そうでない人もいたり。
その才能への兄の期待が負担だったりして。
何をやってもポカばかりの自分の人生に嫌気がさしたりと、人それぞれ何かしらあるけど、
最後は兄弟のわだかまりの取れ、三人それぞれ明日への希望を持ち進もう！という
ほっこりする物語

【六日目】

恵化へ

まずはご飯です

ちょっと奥まった所に入口があり、隠れ家風
お店の名前は正しくザ・ご飯とでも言いますか

名品おからスープ定食＠더밥大学路　Ｗ8000

豆本来の香ばしい風味が優しいお味です。

センタルギソルビン＠ソルビン大学路

多分今シーズン再後の生苺ピンスになるでしょう。
そろそろ苺シーズンが終わるので、気付けば苺のスウィーツを多く選んでましたね。

さあ、いよいよマッコンです。

ミュージカル「パルレ／洗濯」＠東洋芸術劇場1館　マチネ

＜Today’s cast＞
ソ・ナヨン　－　キム・ヨンジョン
ソロンゴ　－　ホン・グァンホ
大家のお祖母さん　－　キム・ククィ
ヒジョンママ　－　ヤン・ミギョン
ク氏　－　チョン・ジェウォン
パン　－　イ・ソファン
マイケル　－　ハン・サンウク
女子職員　－　イ・イェジ

今日は最前列どセンのお隣
昨日観ているので、だいだいの段取りは分かっています。

やはり昨日と同じようにふっとソロンゴが自分の立ち位置に当然のように立ちます。
ナヨンに一生懸命自分の故郷の説明をします。
「僕はモンゴルのウランバートルから来ました。
ウランバートルはこの国のソウルみたいな所です。
僕は大学でロシア語を勉強していました。兄弟と一緒に大学で勉強したいんですが、それにはお金が必要です。ここではたくさんお金が稼げると聞いたのでソウルにやって来ました。」
ナヨンも自分の故郷が韓国のどの辺りにあるか一生懸命ソロンゴに説明します。
そんなナヨンに見入ってるソロンゴがとても微笑ましかったです。

昨日よりさらに優しい声で「アンニョン」を
そして温かく強く「チャム　イッポヨ」を歌い上げます。
みんなの眼差しからはハートマークが飛び交っていました、もちろん私も

大家さんのハルメェのキム・ククィさんは以前観た時と同じ役者さんでした。
やはり今日もハルメェの歌に泣かされました。娘を思う親の心は沁みます

二幕目の最初は第一書店での作家ホン・グァンホ氏のサイン会

グァントムはサングラスにジャケットを着込み、その上に肘まである赤いゴム手袋をして登場です

もう皆んな、クスクスが止まりません。

そしてサイン会の始まり～
最前列にいる私も当然ダッシュで並びます

普通日本だともう既に並んでいる人がいたら後ろに並びますよね？
でも違いました。
並んでる私たちに後から来た人達が体当たりして来ました。その後は揉みくちゃ。
その時、私の腰から小さな悲鳴が聞こえました

それでもグァントムのサインが貰えるというので気持ちが高ぶっている私は順番が来て、
自分の名前を伝え、そして「えっ？・・・？？」と聞き直され、「はい、日本人です」と言いました。
無事サインを頂いてお隣さんと「ノム　ムソウヨ～」とお互いに言い合いました～

ソロンゴは国で待ってる家族の為、ビザの期限が切れてもソウルに残って働きます。
その期限切れを逆手に取られ給料未払いが何ヶ月も続いたり。

ナヨンも勤め先で先輩女性が不当解雇されたのを目の当たりにして、一言社長に言った事で今度は自分が不当配置転換をされてしまいます。
同僚との飲み会の帰り道で偶然ソロンゴに会います。

その二人が酔っ払いに絡まれ、ナヨンにまで暴力を振るおうとする酔っ払いに対して物凄い形相で向かっていこうとするソロンゴ
でもその酔っ払いはソロンゴのビザの期限切れを当局に連絡しよとして、謝るソロンゴ。
倒れてるナヨンに覆いかぶさって、ソロンゴはひたすら酔っ払いに蹴り上げられます。

どんなに辛くても家族の事を思うと耐えなくてはならない。
でも自分だって殴られれば痛いし、悲しければ涙をながす。同じ人間なのに…

１ｍ先で何度も蹴られるグァントムを見るのはいくら芝居とは言え、とても辛く心が痛みました

ラスト曲でキャスト全員が「ソウルに暮らして○年」と歌うんですが、

ソロンゴが

「ソウルに暮らして6年。　初めての恋愛。　自分が学んだ言葉は痛いです。お金を下さい。殴らないで下さい。そして・・・サランヘヨ～」

最後の言葉で客席の全女性のお目メは

になり、メロメロにとろけてしまいます

カテコでマッコンのグァントムからご挨拶

「ありがとうございます。私のマッコンなので一言感謝の言葉を伝えたいです。
公演が始まる前こんな事を言いました。これが自分にとって最後のパルレになりそうだと。
何故そう思ったかと言うと、そこにいるジェウォン（ク氏）は僕の弟（つまり年下）です。
そしてクッキ（大家さんのハルメェ）も僕の妹です。
私はとても歳を取ってしまったので、もうソロンゴは出来ないようです。パンなら出来ますね。
公演をしながらとても残念で、人のやることはわからないですから、また機会があったら今回のようにやって見たいです。
とにかく二ヶ月間ありがとうございました。
これから来年の2月までみなさんの公演は続きますので、たくさんの愛をお願いします。
ありがとうございます。」

（録画した画像を見ながら簡単に訳しました。私の実力ではこれが限界なので、もし間違っていたらお許しを～。）

本当にお待ちしておりまするぅ～～～～

グァントム出演中は生バンドが入ってましたが、彼が抜けると生バンドではなくなるんでしょうかねェ～

ゆっくり劇場外に出てみると、既に出待ちの列ができておりますわね。
この日の公演、16：00開演で160分公演なので、当然ながら他の公演は一切観に行く事はできましぇ～ん。

まず最初にパン役のイ・ソファンさんがマスクに帽子姿で出てこられ、出待ちの群集を見つけると、壁に顔を向けながら帰って行かれました←まるで○塚現役時代のズンコさんみたいにね～

次にヤン・ミギョンがニコニコ笑いながら出てらっしゃいました～
出待ちの方から「ワォ～、イップネ～！」の声が掛かり、次にマイケル役のハン・サンウクさんもお洒落アンギョンをかけて出てこられました。

そしてウリ　グァントムが満を持して登場です。

出待ちの皆さんに感謝の気持ちを表して、プレゼントも受け取り乗車しようとしたら、
私の隣でビデオ撮影していたアジョシが「一回マスクを外して下さいなぁ」と大声でお願いした途端、
大勢のアガシ達が一斉に「アンデヨ～！！」

アジョシヤ～！何気なく放ったあなたの言葉でしょうが、
ウリ　グァントムの喉はミュージカル界にとって珠玉の声帯なのですわ。
又の名をチタンの声帯を持つ男と称される彼の声帯は至宝の賜物なのですよ。
でもこう言うところは韓ミュー女子達は偉いわよね～
日本じゃこんなにもハッキリと拒絶の言葉を言える強さはないわよね～
勇敢なるアガシ達のお陰で無事真っ黒くろすけのバンに乗って帰ったグァントムを見送り、
そして待ち合わせのお方を探します。

いらっしゃいましたっ

“2015 Honcert2”でお会いしたＳさんです。
メッセージを頂いて、やはりウリ　グァントムの「パルレ」を観にいらしてました。
身に着けているもをお知らせして、それを目印に探しあったのですが、
でもお会いしてみると、ああ、こんなお顔でしたよね～ってお互いに

お昼に行ったお店にカップルメニューがあったのを覚えていたので、そちらに行く事にしました。
お店に行く途中、マイケル役の方が立ってらしたので、「スゴハショスムニダ～！」とお声をかけさせて貰いました。

お話してみると、なんと以前はシメさんのファンだったらしく、ミキちゃん、マミちゃんなどど懐かしい名前も出てきました。
そこから韓ミューに嵌ったとか。
それからグァントムやら他のミュー俳さんたち、色々な作品についてお互いの感想をあーでもない、こーでもないと語り合い。
気付けばあっという間に時間が過ぎていました～
お互いにいつも一人での観劇旅をしていたので、観終って直ぐに感想を言い合うことがとても新鮮で楽しくて。
でも翌日の朝4時のリムジンバスに乗られて帰国と聞いて、お互い後ろ髪を引かれながらお店をでました。
また、彼の地で韓ミューのお話を出来ればと思います

【七日目】

いつもより1時間ほど早めにチェックアウトして、向かったのはやはり弘大

スーツケースを預けて向かったのはここです↓

11時前に入店しましたが、既にお客さんは一回転はしてる感じ
テーブルにつくと、とても線の細い女性が「注文してから20分程かかりますが、大丈夫ですか？」
大丈夫です！と言って注文したのがこれです。

バターミルクパンケーキ＠BUTTER MILK W7800

バルサミコ酢ドレッシングのサラダ、マッシュポテト、スクランブルエッグ、ベーコン
それとバターミルクパンケーキ

ここのパンケーキはしっとりしてとても滑らかです。
中にはウォールナッツやアーモンドが入ってます。
ストロベリーダッチベイビーパンケーキを最近は一人で食べれる私は平気と思ったけど、
食べていくと中々のボリュームでかなり必死の思いで完食しました。
お支払の時に先ほどの女性に「パンケーキはいかがでしたか？」と聞かれ、
「とても美味しかったです。また来ます！」と言うととてもにっこりと笑顔を返して来ました。
いつも混んでるみたいだけど、それは人気があるから。
必ずまた行きます

お店を出て弘益大学の方向へ歩いていくとスタジオジブリコレクションのお店を見つけました。