明日！

九州新幹線が28日の全線再開予定を一日早めて27日に決めたそうです。

■九州新幹線、２７日にも全線再開＝応急工事にめど―ＪＲ九州
(時事通信社 - 04月26日 12:01)
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当日の午前中に試験列車を走らせ、順調に終われば午後から営業再開とのこと。忙しいというか、少しでも早い復旧を目指しているのがうかがえます。当然というべきか復旧後も当面は徐行運転になる見通しだそうです。

九州新幹線、27日に全線運転再開へ　震災から2週間
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=32&from=diary&id=3965923

このスピード復旧の背景にあるのが九州の台所事情なのは間違いないでしょう。新幹線の復旧により赤字を回避できるそうで、鉄道事業において新幹線が稼ぎ頭であるどころか、一本足打法の要領なのだと分かります。
それに上場まで掛かっているのですから、新潟県中越地震や東日本大震災の時の東より復旧への切迫感が増すのは無理もない話なのでしょう。

■ＪＲ九州、赤字回避の見通し　計画通り今秋の上場めざす
(朝日新聞デジタル - 04月26日 07:05)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3965101

しかし赤字を回避しても、在来線の復旧費用の見積もりは大丈夫なのかとは素人目にも気になりますね。何しろ事業規模で世界一の旅客鉄道である東でさえ災害からの復旧は三陸地区やら只見線やらで出し惜しみをしているのですから、新幹線が走るか走らないかで決算の明暗が決まるような会社がその東と同じステージに立つというのは正直ちょっと不安感を抱かせるところです。