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2016年04月22日00:41

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4月22日の日記

今日の出来事:1212年−鴨長明が「方丈記」を書き上げる、1806年−文化の大火、1925年−治安維持法公布、1946年−漫画「サザエさん」が夕刊フクニチ紙上で連載開始、1997年−ペルー日本大使公邸占拠事件

今日は、鴨長明が「方丈記」を書き上げるです。吉田兼好の「徒然草」、清少納言の「枕草子」と並び、「日本三大随筆」の一つ「方丈記」が鴨長明によって書き上げられました。鴨長明が晩年、日野山に方丈(一丈四方)の庵を結んだ事から「方丈記」と名付けられました。「方丈記」の中で鴨長明は「安元の火災」、「治承の竜巻」、「福原京遷都」、「養和の飢饉」、「元暦の地震」などの自らが経験した天変地異に関する記述を書き連ねており、歴史史料としても利用されています。

次に、文化の大火です。文化の大火は、「明暦の大火」、「明和の大火」と共に「江戸三大大火」の一つといわれています。出火元は芝・車町(現在の港区高輪2丁目)の材木座付近でした。薩摩藩上屋敷(現在の芝公園)・増上寺五重塔を全焼しました。西南の強風にあおられて木挽町・数寄屋橋に飛び火し、そこから京橋・日本橋のほとんどを焼失し、神田、浅草方面まで燃え広がりました。翌日の降雨によって鎮火しましたが、延焼面積は下町を中心に530町に及び、焼失家屋は12万6000戸、死者は1200人を超えました。このため町奉行所では、被災者のために江戸8か所に御救小屋を建てて炊き出しを始め、11万人以上の被災者に御救米銭(支援金)を与えました。この大火のため、大相撲の文化3年2月場所は5日目で中断に追い込まれました。

最後に、治安維持法公布です。日本共産党などを標的に、1925年に天皇制政府が制定した弾圧法で「国体を変革」、「私有財産制度を否認」する事を目的とする結社の組織・加入・扇動・財政援助を罰するとした法律です。この法律は、結社そのものを罰する点でも、思想や研究までも弾圧する点でも、前例のないものでした。この悪法はその後、さらに改悪されます。最高刑が懲役10年だったのを、国体変革目的の行為に対しては死刑・無期懲役、天皇制批判には極刑、また「結社の目的遂行の為にする行為」一切を禁止する「目的遂行罪」も加わり、自由主義的な研究・言論や、宗教団体の教義・信条さえも「目的遂行」につながるとされていき、国民全体が弾圧対象になりました。刑期終了後も拘禁できる「予防拘禁制度」なども加えられました。日本共産党は「3.15事件」や「4.16事件」の大弾圧など、「治安維持法」による、執拗な弾圧を受けて拷問で虐殺された作家・小林多喜二や党中央委員・岩田義道をはじめ、獄死者、出獄直後の死亡者など、多くの犠牲者を出しました。政府発表は「治安維持法」の送検者75,681人、起訴5,162人ですが、一連の治安法規も含めた逮捕者は数10万人、拷問・虐待により多数の死者が出ました。

今日の誕生日:立花道雪、ウラジーミル・レーニン、横山エンタツ(元エンタツ・アチャコ)、新藤兼人、加賀乙彦、増山江威子、ジャック・ニコルソン、鰐淵晴子、秋山浩徳(元MOON CHILD)、川合千春、カカ、中田翔、リュ・ファヨン(T−ARA)

今日の記念日:アースデイ(地球の日)、カーペンターズの日、よい夫婦の日、ダイヤモンド原石の日

今日の「今日訓」:本日は、地球環境について考える日として提案された記念日「アースデイ(地球の日)」、1969年4月22日にカーペンターズが活動を開始した事から「 カーペンターズの日」、「よい(4)ふうふ(22)」の語呂合わせで「よい夫婦の日」、4月の誕生石がダイヤモンドである事と、一つのダイヤモンド原石を対に分けて磨く「ツインダイヤモンド」から「ダイヤモンド原石の日」となりました。
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