ROCK'N'ROLL GYPSIES 2016.04.09 下北沢GARDEN

それでは書くのが遅くなってしまったが、4/9に下北沢GARDENまで
ジプシーズを見に行ってきたので、いつものように感想書いておき
たいと思う。

この日は１か月におよぶ新譜発売ツアーの最終日。高崎でツアー初
日を見ることができたが、その後は見に行けなかったので（福岡で
はサンハウスと連チャンでライブ、という非常に魅力的な企画もあ
ったのに残念）待ちに待った待望のライブだ。幸いにもチケットの
整理番号が良かったので、最前列のほぼ真ん中の花田の正面に陣取
ることができた。まわりの花田メイトのみなさんといろいろお喋
りしながら開演を待つ。
この日は当日券も出ていたようだが、開始前にはほぼお客さんでい
っぱいだった。そうだよな、やはり新譜発売ライブだものな。みん
な新譜を待っていたんだよな。

開始時刻を10分くらい過ぎたところで客電が落ち、ジャズ風のＢＧ
Ｍが流れる中メンバー登場。花田はまあいつもと変わらぬ格好だっ
たが、下山は丸いサングラスに黒のレザーのズボン。かっこいいぜ。
上着の下にはテレビジョンのＴシャツで、最近お気に入りの様子。

１曲目は「LOVE HURT」だった。花田のギターはES-335でツアーの
間中変わらなかった模様だが、足元にはチューナーとケンタウルス
の他にDELAYがつながっていた。
セットリストはいつものように最後に書いておくのでそちらを参照
してほしいが、この日のジプシーズは良かった！！！。メンバー全
員調子良さそうだったし、やはりツアーをやってきてバンド全体の
調子も上がってきたように思えた。

個人的には大好きな「風の跡」、高崎の時は花田のイントロがかな
りあやしい弾き方だった（笑）が、この日はバッチリだった。
また、高崎ではやらなかった「LET'EM ROLL」をやってくれたのは
嬉しかった。あと、「只の夢」の前にベースの市川を紹介する時に
花田が「ベース、市勝」とＭＣしていたのが面白かった。

中盤の新曲披露コーナーでは高崎の時と順番が違っていた。やはり
ツアーをやりながらいろいろ試行錯誤してきたのだろう。新曲も高
崎の時より演奏がこなれてきたように思えた。

新曲披露コーナーの後は「ようよう」「黒の女」「LUCKY LOVE」の
怒涛の３連発で本編終了。

アンコールは１回。「You'll lose your mind and play it.」を
やってくれたのは嬉しかったなあ。新譜収録のインスト曲だが、前
回の高崎ではやらなかったので、今回のツアーでは聴けないものと
思っていただけに嬉しい。オーラスは貫禄の「DO THE BOOGIE」。
約１時間５０分くらいの、素晴らしいライブでした。

高崎の時と比べると、高崎がツアー初日ということもあり荒削りの
演奏だった（いや、もちろんそれが良かったのだが）のに対して、
この日はツアーまわってきただけあり、各曲の演奏がこなれて完成
度が上がっていたように思う。
最近定番となりつつあったニール・ヤングの「ROCKIN' IN THE
FREE WORLD」をやらなかったのは残念だったが、それはまた次の機
会に期待したい。

また、この日はライブ終了後にサイン会があり、長蛇の列ができた。
東京でのサイン会というと、07年3/17に「Same Old Backbeat」発
売時に舞浜CLUB IKSPIARIで行われて以来だと思う。ということは
９年ぶりか。いや、ほんとに久しぶりだ。すっかり出遅れた私は列
の後ろの方に並ぶ。
私は新譜は高崎で購入しサインもそちらにもらっていたので、この
日は用意した色紙にメンバーのサインをいただく。握手もしていた
だき感激。実はこの日は私の誕生日だったのだが、最高の誕生日に
なりました。

ROCK'N'ROLL GYPSIES 2016.04.09 下北沢GARDEN
01.LOVE HURT
02.NATURAL POWERED 1
03.TRUCKIN'
04.風の跡
05.渇く夜
06.只の夢
07.HO TRAIN BOOGIE
08.LET'EM ROLL
09.OLD GUITAR
10.空っぽの街から
11.Till dawn
12.危険な日常
13.You won't be my friend
14.あきれるぐらい
15.Miles Away
16.dis agreed
17.ようよう
18.黒の女
19.LUCKY LOVE
(アンコール)
20.You'll lose your mind and play it.
21.DO THE BOOGIE