圧倒的な貧困層と、極一部の富裕層。

■トランプ氏集会、殴り合いも　支持者・抗議者が衝突
(朝日新聞デジタル - 03月12日 21:08)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3895426

トランプ氏については、多くの人たちや共和党の大物政治家、アメリカの大新聞
などが非難している。つまり、彼は共和党候補にふさわしい人物ではない、と言う
非難である。しかし、トランプ氏は独走体制に入っている。つまり、非難されても
トランプ氏には人気があるのだ。何故だろうか？

共和党の大物政治家やアメリカの大新聞が、大統領を選ぶわけではない。
アメリカ国民が、自分たちの大統領を選ぶのである。大物政治家や大新聞の役目は、
何故これほどトランプ氏は人気があるのか、その理由を明らかにする事である。
アメリカ国民が、既成の政治家に失望しているのは明らかである。経済的な格差は
拡大する一方であり、既成の政治家は解決策を持たない。

トランプ氏は人気があり、しかも既成の政治家たちには非難されている。ここに、
アメリカ社会の病理が存在するようだ。圧倒的な貧困層と、極一部の富裕層。
その対立関係がトランプ氏の人気の源泉ではなかろうか？富の再分配、これが
アメリカ社会の最優先の政治課題だと思う。