【中恋戀】超大作(ベタ)な夢を見た

体の調子が悪いので昼寝をしたら夢を見たのだが
思い出したら泣いてしまった。


＜ストーリー＞
水面下で世界征服をたくらむ巨大組織(シュタゲで言うSERN)と
一人で戦う少女が居た。
少女の名は七宮智音。
彼女の力により組織は壊滅寸前まで追いやられるが
組織のコアを破壊しなければまた勢力を取り戻してしまう。
決死の覚悟で組織中枢部へと忍び込み
コアとなる情報体を破壊しようとする。
しかし、破壊プログラムを組み込んだところで
組織の手下に捕まってしまい
頭に拳銃を突きつけられ殺されそうになる。
その時、聞き覚えのある声が響いた。
自分の名を叫ぶその声は
かつて七宮が勇者と呼んでいた人の声であった。
七宮は笑みをこぼし最期に
普段絶対に言わない別れの言葉を口にする。

「バイバイ、勇者」

次の瞬間、彼女は無残にも撃ち殺されてしまうが
いわゆる心音爆弾で破壊プログラムが作動し
組織は再起不能に陥り、世界は救われた。

今日も世界は平和だ。
しかし、誰も知らないところで戦い
そして死んでしまった彼女の事を知るものは居ない。
いや、世界に一人だけ彼女を知るものが居た。
彼は呟く

「今日も世界は平和だよ、ソフィア」

完


七宮、僕の夢の中ですら救われないという…。
この夢には何故か六花が出てこないが
逆に出てこなくて良かったと思う。