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2016年02月21日14:46

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バレたときの潔さ

視聴者も“バカ負け”? 六股報道の狩野英孝はなぜ許されるか?
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=3861911

狩野とベッキーの違いは、男性・女性の差、相手が既婚者か独身かの差、もともと売っているキャラの差等々、いろいろな違いはあるものの、一般視聴者やネット住人のリアクションにおいて結構大きなポイントとして、「バレたときの潔さ」があると思う。

前にも書いたが、いまのご時世において、歯切れの悪い、責任を回避しようという姿勢がミエミエの、微妙な反応をしてしまうと、当初の問題自体よりも、そちらの方で二次災害が起きてしまう可能性が大きい。

テレビでの1回の受け答えが、ネットの世界では何回も何回も日本中の至る所で繰り返し視聴され増幅されてしまうのも、昔と違う、昨今の恐ろしいところである。

狩野は、六股がバレても、悪びれもせず、潔く事実を認めてしまっている。事実を事実として隠し立てせず認められてしまっては、それ以上のリアクションは取りにくい。

ベッキーは、あれだけ物証が出てきても、なんだか明らかに歯切れの悪い会見しかせず、記者の質問も受け付けず、サッサと幕引きを図ろうとした。大手事務所がバックにいることによる驕りもあったのかも知れないが、ああいう姿勢の悪さは、ネットの世界やテレビの前のヒマな連中の「闘争心」に火を点けるのは明らかである。

芸能人だけではない。企業などが不祥事を起こした場合も同様である。まずは事実を事実として認めた上で、そのことについてはきちんと謝罪姿勢を見せる。それも可及的速やかな段階で、たとえ調査が十分に行われていないとしても、まずは手元の情報だけで第一報の開示は行なうというのが、正しいやり方である。

その時点でわからないこと、答えられないことについては、正直にその旨説明をした上で、後日、改めて続報を発表することを約束すればよい。

正直で潔く誠実な姿勢を見せること。本当に正直で潔くて誠実かどうかではなくて、少なくとも一般大衆にはそのように映るような見せ方をすることがこの場合、重要なのである。

信用できない奴、自分を正当化しようとする奴、自分の非を認めない奴だと思われたら、それで「ジ・エンド」である。

あと、公益通報者保護法もある以上、悪事や不祥事は必ずバレると考えるべきであり、うまく完璧に隠蔽できると期待しない方が良い。したがって、隠していて後からバレるくらいならば、さっさと自ら進んで開示した方が遥かに印象が良い。お父さんの桜の木を切ったワシントン少年の逸話を思い出してもらいたい。むしろ、正直で誠実な会社だと、却って好感度が上がるかも知れない。

いずれにせよ、狩野としては、今回の一連の報道は、とても美味しかったに違いない。タダで広宣活動をやってもらったようなものであり、芸人としてのランクが少なからず上がったのではないだろうか。

新年早々、何もかも失ったベッキーとはえらい違いである。
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