【黒服レジスタンス】四大陸選手権・アイスダンスフリー。

■新ペア、充実の７位　アイスダンスの村元・リード組
(朝日新聞デジタル - 02月19日 20:58)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3860389
今年の四大陸の舞台は台湾。四大陸はやたら台湾でやってるイメージが強いです。ただその台湾にはこれと言ったフィギュアスケート選手がいないのが残念。

最近仕事多忙のため、ショートは全種目感想パス（一応シングルのテレビ中継は録画しました）。その分フリーはしっかりと。
まずはアイスダンスから。ただし後半グループ&日本のカップルに絞ります。ユーロでも後半に絞ったため合わせる意味がありますが、さすがに自国カップルを前半だからという理由で見ないわけにはいかないので。
ユーロはJSPORTS待ちでしたが、今回は待ってるとほかのスポーツの観戦とかドルオタ活動（おい）に影響が出る恐れがあるため、待たずにYoutubeで。
なおアメリカ・カナダのカップル名は、ISUのホームページからコピペして記載しています。


・平井絵己＆ﾏﾘｵﾝ ﾃﾞﾗ ｱｿﾝｼｮﾝ（日本）
絵己さんが紫、マリオンがグレー。誰も寝てはならぬ。
STw4、CiSt1、CoSp4、CuLi4、ChSp（+ 0.60）、SlLi4、DiSt2、RoLi4。
ツイズルはうまく合わせました。ステップはやや慎重になりすぎたきらいが。スピンはポジションクリーン。リフトは動きスムーズ。全体的にコンパクトな感じ。
技術点37.36、演技構成点33.61、減点1.00、フリー得点69.97、SDとの合計117.06、12位。

・王詩玥＆柳鑫宇（中国）
詩玥さんがラヴェンダー、鑫宇さんが青ジャケット、紺パンツ。グリーン・デスティニー。
CuLi4、STw4、CiSt2、SlLi4、CoSp2、RoLi4、DiSt2、ChLi1（+ 0.51）。
ツイズルはうまく合わせました。ステップはしっかり刻めている。スピンはポジションクリーン。リフトは動きスムーズ。全体的には手堅くまとめた感。
技術点40.28、演技構成点39.80、減点1.00、フリー得点79.08、SDとの合計135.57、9位。

・Elisabeth PARADIS / Francois-Xavier OUELLETTE（カナダ）
Elisabethがオフホワイト、Francois-Xavierが白・黒。明日に架ける橋。
CuLi4、STw4、CiSt3、SlLi4+RoLi4、DiSt4、CoSp4、ChLi。
ツイズルは動きスムーズ。ステップは音楽と調和。スピンは回転スムーズ。リフトはも動きに無理なし。実は途中でアクシデントがありましたが、最後まで演じ切りました。
技術点49.41、演技構成点40.38、減点3.00、フリー得点86.79 、SDとの合計146.94、6位。
ちなみにアクシデントとは、Elisabethの衣装が外れかけたというもの（汗）。

・Piper GILLES / Paul POIRIER（カナダ）
Piperが黒シャツ・赤スカート、Paulが赤シャツ・黒パンツ。ネヴァーランド
STw4、StaLi4、SeSt2、CoSp4、SlLi4、RoLi4、DiSt3、ChLi1（+1.46）。
ツイズルは回転速い。ステップは音楽と調和。スピンは回転速い。リフトは動きスムーズ。終始独特の不思議な世界観を感じる演技でした。
技術点49.12、演技構成点49.15、フリー得点98.27、SDとの合計162.19、5位。

・村元哉中＆ｸﾘｽ ﾘｰﾄﾞ（日本）
哉中さんがピンク、クリスが白シャツ・ピンクネクタイ・黒パンツ。チャップリンメドレー。
CiSt2、CuLi4、CoSp4、STw4、DiSt3、RoLi4、SlLi4、ChLi1（+0.77）。
ツイズルは回転速い。ステップは音楽と調和。スピンはポジションクリーン。リフトは動きスムーズ。全体的にコミカルで好印象。
技術点46.23、演技構成点42.47、フリー得点88.70、SDとの合計145.83、7位。

・Madison HUBBELL / Zachary DONOHUE（アメリカ）
マディソンが白、ザカリーが黒。弦楽のためのアダージョ。
STw4、CuLi4、CiSt3、SlLi4、DiSt4、RoLi4、CoSp4、ChLi1（+1.29）。
ツイズルはぴったり合いました。ステップは大きく動けている。スピンはポジションクリーン。リフトは姿勢きれい。全体的に安定感がありました。
技術点52.50、演技構成点51.43、減点1.00、フリー得点102.93、SDとの合計172.29、4位。

・Maia SHIBUTANI / Alex SHIBUTANI（アメリカ）
マイアが黒、アレックスがワインレッドシャツ・黒パンツ。フィックス・ユー。
CuLi4、CoSp4、SlLi4、CiSt3、STw4、RoLi4、DiSt4、ChLi1（+1.20）。
ツイズルはぴったり合いました。ステップは音楽をよく表現。スピンはポジションクリーン。リフトは姿勢きれい。終始圧倒的な存在感。
技術点54.92、演技構成点54.84、減点1.00、フリー得点108.76、SDとの合計181.62、1位。

・Kaitlyn WEAVER / Andrew POJE（カナダ）
Kaitlynが、Andrewが。On the Nature of Daylightほか。
STw2、CiSt3、SlLi4、CoSp2、RoLi1、DiSt3、CuLi4、ChLi1（+1.46）。
ツイズルは回転速い。ステップは大きく動けている。スピンは回転スムーズ。リフトはポジションクリーン。終始華やかさをたたえた演技。
技術点45.89、演技構成点55.54、フリー得点101.43、SDとの合計173.85、3位。

・Madison CHOCK / Evan BATES（アメリカ）
マディソンが、Evanが。ピアノ協奏曲第2番（ラフマニノフ）。
CuLi4、SeSt3、STw4、CoSp4、DiSt3、RoLi4、SlLi4、ChLi1（+1.54）。
ツイズルは動きスムーズ。ステップは音楽をよく表現。スピンは姿勢きれい。リフトはポジションクリーン。終始見る者を引きこむ演技。
技術点52.49、演技構成点55.10、フリー得点107.59、SDとの合計174.64、2位。


と言うわけで、終わってみれば、はるみとひでお（笑）。兄妹だからこそ出せるユニゾン感は、ほかのカップルではなかなか出せないものと思います。
とは言えマディソン&エヴァンも非常によかった。ジャッジによってはこちらのほうにより高いPCSをつけた人もいるのでは。
アメリカの表彰台独占はケイティ＆アンディが阻止。今回はレベルの取りこぼしが響きワンツー阻止はできませんでしたが、実はPCSは一番高い。
やはりと言うべきか四大陸だと上位は北米だらけになる。そんな中でかなクリがフリー6位だったのはポジティブサプライズと言っていい。取りこぼしに気をつければ四大陸総合でも6位を狙える力はついた。
えみマリは今回は何か慎重になっている様子でした。NHK杯や全日本ではもっと動けてたんですが。氷の状態が合わなかったんですかね。

それにしても客の入りが悪すぎた。日本以上にアイスダンス不毛の台湾で、平日の昼間にフリーをやるからこうなる。せめて土曜の昼にやれやと思ったのは、僕だけでしょうか。