1970年代の曲「ピアノ メディア」「タイム シークエンス」が超面白い
その理由を大井自ら解説してくれる
18歳くらいのころラジオで一柳さんの「パガニーニ パーソナル」を聞きまして、楽譜を買って弾いてってことを始めまして、当時何に惹かれたか?とあとから思うと、1970年代の「ピアノ メディア」「タイム シークエンス」や、最初に弾いた「トッカータ」もそうなんですが、4小節づつ音楽が進んでいく、途中ソロの部分で突然、対称性が破られるんですね、シークエンスが変わってしまう、そう「タイム シークエンス」をずっと練習しながら、それが僕の現代音楽始めで、その後こうやって現代音楽弾きになったわけですから、地獄の扉が開いたといいますか、当時18歳のころと何が変わったかといいますと、体重が1.5倍になりまして、背中がバッキバキで、手の交差が非常に辛くなった、
──【音楽】大井浩明 POC (Portraits of Composers) 第26回公演 一柳慧/松濤サロン
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