mixiユーザー(id:13658569)

2016年02月18日05:31

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権力にひれ伏す局と、その局が指標とする英国の差。

>・・・(略   番組などへの影響を否定した。 

そこで終わり?

文言の表面上、「放送法に則り今後も変わらずに・・」との意向を述べるのは、
百歩譲って受容しても、だ。

この件で一番肝心なのは、高市や安倍による放送法の解釈そのものと、
「停波発言」に対するものであって、メディア中枢としての見解や懸念を述べないでどうするよ。
何のための報道機関なんだ、NHKは。

この流れなら、権力の監視機関としての責務を負うという、最も根幹部分を
この重大局面で何にも触れずに終えてるわけで、
このこと自体が放送法の理念に準則してないじゃないか。

何やってるんだか・・。これだから政権のPR放送局と言われる所以なのだよ。


ついでに示しておこう。

昨日付けで発せられた、英のガーディアン紙における、
一連の安倍や高市〜政府によるメディア圧力劇の一部始終を克明に綴った記事を。

http://www.theguardian.com/world/2016/feb/17/japanese-tv-anchors-lose-their-jobs-amid-claims-of-political-pressure?CMP=twt_gu

実に余すことなくみっちりと、降板した3名の実名や位置づけ、それ以前の古賀茂明氏の件、
各々の経緯、安倍とメディア幹部の会食、高市の停波発言、
そしてNHK籾井の「政府が右〜左」発言など、 “fairness”をわざわざ括りで強調するなどの
痛烈な皮肉を交えて辛辣に書いている。

これが本来のジャーナリズムの姿勢、NHKが指標にしていると言われるBBC、
その局がある、権力監視機関として潤沢に機能している英国のジャーナリズムだ。

これと比べてNHKは、日本のメディアは一体どうなんだ!?
よ〜く手を胸に当てて考えるがよろし。。


■「放送姿勢に変わりない」=高市発言受けNHK放送総局長
(時事通信社 - 02月17日 18:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=3856387
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