今週、気付いたというか、物申したい事。
「巻き寿司は、ちゃんと切って食え」
2月3日、明日は節分。
「福は〜内
」と室内にパラッと優しく豆を撒き…
「鬼は〜外!!
」と室外に全力で豆を投げつける日。
…何かイヤなことあったのかって?
風習ですよ。風習。
さて、最近になってコンビニか寿司屋か知らないが、拡販を狙ったのだろう。
「恵方巻き」なる巻き寿司が大ブーム。
TVや雑誌、ネットでもその話題だらけだ。
恵方巻きは、幸運がその年の方角から巻き寿司の中を通って、
その人の口から身体の中に入ってくると言われている。
巻き寿司を切ってしまったり、口を離してしまうと、
せっかくの幸運が逃げちゃうので恵方を向いて丸かじりしようとの事。
恵方巻き自体は何の文句もない。
結構凝った作りにもなってるし、味もうまい。
何種類か用意して食うのもいいだろう。
しかし、なんで黙って丸ごとかじらなならんのか…
一番おいしくない食い方を勧められちゃ、黙ってられない。
第一、あんなでかい代物、一気に食えるわけがない。
味が分からんようになるし、それ以前に喉詰まるわ。
口を離すと幸運が離れるなんて言うが、
その前に自分の命がこの世から離れては意味がないだろう。
そんな危ない風習はやめろと言いたい。
ちゃんと切って食え。
どのみち食ったから幸運、食わないから不幸なんて事はない。
そんな迷信より、関わった人間はすべて不幸になる「ゲスノート」の方がよっぽど信憑性あるわ。
今のところ、100%やからな…
おっと、話が本線からそれてドブ川の方に行きかけたので戻そう。
どうしても丸かぶりしなきゃゲンが悪いじゃないか!っていうのなら、
細巻き、あるいはコンビニに売ってる納豆巻きでも買って食ったらどうか。
あれならまだ一気に食えるし、別に太巻きじゃないとダメって風習はないだろう。
正しい恵方を向くために方位磁石まで用意する人もいるっていうし、
かぶりつくなら、事故防止の為に、是非。
…てか、その恵方や丸かぶりに費やす執念を、別な方向に使えよな。
おっと、心の声が漏れてしまった。
さて、今晩は少し豪華な巻き寿司でも食うか。
もちろん、切って食うけどね。
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