mixiユーザー(id:3284341)

2016年02月15日04:46

5345 view

AG 44 AUTOMAG

フォト

フォト

「Go ahead make my day」

クリント・イーストウッド主演 『Sudden Impact(邦題:ダーティーハリー4)』
実銃は1丁しかないと噂ですよね。(撮影用は模擬銃のクリント-2とか)

マルシンの8mmBB弾 オートマグ クリント-1でも。

フォト
初速は0.35gでも0.40g弾でも0.8〜0.95Jくらいですね。
6mmなら結構ハイパワーですが、8mmならまだ余裕のある安心?初速です。

8mmは6mmに比べ弾道・遠射程は特性上、うまみはないですが近距離では目をみはるパンチ力があります。6mmにはない撃ち味と面白さです。9mmよりは45ACP、みたいな。

この動画を見てもわかるんですが、重い金属ボルトを動かすのでリコイルはありますが、結構もっさりした動きなんですよね。いまひとつな感じ。

原因としては、リコイルスプリングが硬すぎる気がします。

テイクダウンします。
フォト
(この状態でも撃てるから面白い)

元のスプリングは片側1本ですが全長も長い目。エイ、ヤー!で半分くらいにカットしましたw
それでは遊んでしまうので、柔らかいプリテンション用のスプリングを入れます。

東京マルイ用のデザートイーグルの純正スプリングが余ってたので流用します。
フォト
(50AEにはこの袋のカスタムスプリングが入っているので、純正です)

これで、デザートイーグル用1本、半分強程度にカットした元のスプリングで間に6mmウレタンチューブをカットしたものをカラー代わりに使用し、2本のスプリングを使った状態にしました。
フォト
フォト
モデルガンでも同じなのですが、トイガンにはリコイルスプリングは「柔らかいもの」が良いです。実銃のようにとんでもなく強烈な作動反力があるわけではないですから。

ただ、柔らかくするだけではリターンが遅くなるし、スライドやボルト(今回はボルト=スライドとしてごちゃ混ぜで書いてるので同じとして読んで下さい)がぶつかる所に負荷がかかり、壊れるので、そこで底付きしないように、別のクッション材やリコイルスプリングを入れておくべきです。

バネ力は中学?高校?の物理でならう
F(力;N)=K(バネ定数)*X(ストローク)

という単純なものなので、もし100という力を作りたいときにストロークが50だとしたら
100=2*50mm(バネ定数K=2)

にするよりも、2本のバネを利用して
100=1*40mm+6*10mm(バネ定数K=1とK=6)

にしたほうが工程(ストローク)の8割を柔らかい力(上記なら半分)で済み、全体の負荷が軽くなり、得だ!ということですね。
(本来は最大たわみと密着長さを意識しないといけないのでこんな単純に考えてはいけませんが、考えとして。プレス金型などではストリッパープレートやパッドが重要なので、コイルスプリングと併用して特性の違うガスクッション、キラーブロック、ストロークエンドブロックなどをうまく利用して目的の仕事を作ります。)

さて、またミニ四駆部品でカスタムです。
フォト
(アルミカラーが便利)
フォト
内径が小さいのでφ2.5のドリルで穴を拡げます。

右シャフトにはメインスプリングが入っているのですが、反対の左シャフトは短く、バネがはいっていません。スライドストップ用にいれてあるだけ、みたいな。
フォト
そこにカラーを入れてスライドストップ位置の変更とメインスプリングを弱めた分、ストロークの底付きでボルトが壊れないようにカットして余った純正スプリングを補助として短めにいれておきます。

これで引きの前半は柔らかいデザートイーグルのスプリングで担当し、後半はダブル化した純正の硬いスプリングを短くすることで前述の理想な状態になってます。キックリターン化した形ですので、勢いがある為、戻りのボルトスピードは犠牲になっていない感触です。

マルシンオートマグが面白いのは
<セフティオン>【上】
フォト
<セフティオフ>【真ん中】
フォト
<空撃ちモード>【下】
フォト
と3つのセレクターモードがあり、下にするとスライドストップバーをセフティが強制オフする構造なのがわかります。ちなみにスライドストップがかかった時、位置が遠いスライドストップより、サムセフティ位置にあるセフティレバーでもボルトはリリース出来ますw☆

<ノーマル>ボルトストップ位置
フォト
<カスタム後>
フォト
フォト
後退した位置で止まり、ノーマルよりなかなか良い感じです。
ガバっと開いた排莢口が迫力あります。

さて、他にもハンマーのトップを磨いたり、すり合わせを滑らかになるようにしています。ボルトを手で引いた感触がもともとは重くてかたくて、ザリザリした感じでしたが、カスタム後は滑らかに弱すぎず、柔らかいけどしなやかな引き味になりました。動作を擬音で表すと
純正)「ゴリ・・」「ガチン。」
→カスタム後)「スチャっ」「チャキン♪」みたいな音です。

射撃感は「ガッ!」とリコイルがノーマルよりあきらかに強烈になりました♪

また、以前は夏場しか触る価値がなく、冬場は温めてもすぐボルトの動きが悪くなる、ホールドオープンもしないので辟易していたのですが、カスタム後は寒くてもマガジンを温めればバッキン!バッキン♪に動いて、かつホールドオープンも後退量を増やした位置で止めるように変更したにもかかわらず、シッカリかかるようになりました。病みつきになりそうですw

元スプリングがやっぱ強すぎだったんでしょうね。
WA系の重さがあるリコイルですが、ボルトがトップヘビーですので、マガジンを温めておけばハンドガンの中ではWAのリコイルと同等か、確実に上回っています。マルシンのCo2ファイブセブンとはリコイルの質が異なるので比較できませんが、それに同等、もしくはモデルガンと同じくらいの「腕にしみる」というか、「骨にくる」リコイルが味わえます。

リコイルジャンキーな人にはお勧めできる1丁です。
(ノーマルではバカン、バカンでもっさりしているので今一つですけど。。いや、金属ボルトのオートマグGBBがあるだけでもマニアにはありがたいことです。)
2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する