mixiユーザー(id:34180729)

2016年01月12日14:21

379 view

◆風の谷を越えて-振り返って2015秋の北アルプス3日目前半-◆

※2015年9月29日の内容です

黒部五郎岳でヤマテンを確認したとき(あ、ソフトバンク入りました)今日は引き続き晴れという予報ではありましたが、夜起きたとき結構ガスっていたので、おや…と思いつつ迎えた3日目の朝。計画通り行けば今日は折り返し地点、しかも黒部五郎小舎から双六小屋までとコースタイムが短い中休みデー。長い縦走の間、ルートによってはこういう遊びデーを入れられると楽チンです。今思えば、双六岳をパスして中道経由で歩けばこの日に笠ヶ岳まで行けば歩ききれたんだな…。それはまあ、一人の時の選択肢に覚えておきましょう。

フォト

↑三角屋根の小屋をあとに

ちなみに朝ご飯はお野菜いっぱいの優しいメニュー。今日はのんびりデーで、昨日みたいにコースタイムを気にしないでいいので、リーダーとしても気楽です。わっくんが食後30分は休んでから行きたいというので、今日はいいかと出発を遅らせましたが、あとでこの30分を個人的に後悔することに…。

フォト

↑あさごはん

黒部五郎岳は朝の早い時間は太陽が山に隠れて、日影です。夏に薬師の方面に抜けるときは涼しくて良さそうですが、秋はちょっと寒い。しかし、雨の中この小屋を往復した2014年夏には見えない景色が広がっており、絶景に唖然!!もういちど三俣蓮華からこの谷に下りて、思い出をやり直したい(笑)。

フォト

↑つい振り返る

フォト

↑いい谷

フォト

↑こんな風景が広がっていたなんて…!

考えてみたら、この登りも結構急で、川みたいな細い道をぐんぐん進むところも薬師界隈に似ています。地学的に詳しく調べたわけじゃないですが、信州側の北アルプス山塊じゃなくて、富山側の山がこういう雰囲気を持っているのでしょうか。ただ、その急な道を登りきると一転してなだらかな稜線歩きが楽しめます。

フォト

↑やたらと大きめな僕のザック

フォト

↑ナナカマドの紅葉が美しい

フォト

↑広々!

フォト

↑奥には笠ヶ岳、モデルとカメラマン

フォト

↑年賀状用(別のカットになりましたが)

雨とガスの中、母のペースに合わせながら歩いているうちに体が冷え切って、回路の封を切ったあの日とは全く違う、爽快な風景が広がっています。ただ、風は強くて、ゆったりペースなので体があったまらず、寒いことに変わりはない。澄んだ空に、冷たい風。僕が横浜でお正月っぽいなと感じる空と空気に秋の山では出逢うことがしばしばありますが、今日はまさにそんな日です。夏に行ったときはやや雲に包まれたり、雨に見舞われた雲の平ですが3日間雲がかかることもなく極楽感がハンパない。く〜!

フォト

↑つい写真を撮りたくなります

フォト

↑こんないい天気の雲の平に行きたい!!

フォト

↑ついつい振り返ってしまう

遊んでいるうちに三俣蓮華岳に到着しましたが、風が強くて寒い!!北アルプスに通うようになって3シーズン目の秋ですが、毎年寒いと言われている中あたたかいことが多く、正直こんな寒いのは初めて!っていう体感温度。風が強いから余計にそう感じたのかもしれません。まずは着こめる服を着こんで、しっかり防寒対策をしてから散策(三俣蓮華岳は山頂が広いのです)と写真撮影を開始。

フォト

↑三俣蓮華岳で記念撮影、右に派槍ヶ岳

フォト

↑長野、岐阜、富山3県にまたがるわっくん

フォト

↑鷲羽岳を前に、今年行けたらいいね!

三俣蓮華岳からは黒部五郎岳も薬師岳も、鷲羽岳を初めとして裏銀座の山も、槍穂もズラリと見晴らしが良い山です。時間帯によってはどこかにガスがかかりがちですが、初めて三俣蓮華岳に登ったわっくんに、この絶景を見せることが出来て良かった!!

山頂でお弁当を食べる予定でしたが、あまりの強風なので速やかに予定変更。富山側からの風が強い日でしたので、信州側の斜面は穏やかなのでは…と丸山方面を目指すことにしました。(後半に続く)


≪おまけ≫
フォト

↑同じ場所で鷲をイメージ(違)
0 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する