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2016年01月02日07:39

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次の核発電事故が日本で起こる前にすべての核発電所を止めて完全な脱原発への手続きを始めないと。核発電を推進する自民党政府を支持・容認すること、積極的な不支持を避けることは、日本人にとって自殺行為

■首相、衆参同日選も視野 今夏、憲法改正にらみ
(朝日新聞デジタル - 01月01日 08:46)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3785140

以下リンク
再稼働のために必要な前提を実行しない川内原発。このような無責任が次の核発電苛酷事故の発生を約束する。

再稼働の九州電力・鹿児島県川内(せんだい)原発。東電福島第一原発の惨状をすぐにはどうにもできないし、自民党政権も東京電力も被災者支援や事故処理や放射能汚染に対処する努力を真摯にやっているとはいえない状態なのに、他の核発電所を再稼働すること自体、全く許せないこと。さらにそれに加えて、この川内原発のこの無責任な手抜きはどうでしょう。再稼働の前提となる措置を実行しないというのです。


?「動いたら、もうこっちのもの」みたいなことが許されて良いのか→ 「川内原発の免震棟は原子力規制委員会の審査でも設置が前提とされていたが、対策所の広さが三分の一以下の暫定施設を使い続けるとしている」 川内原発 再稼働の前提ほご http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201512/CK2015122602000235.html

? Value Added News (@ValueAddedNews) December 26, 2015



●東京新聞_(TOKYO Web)
九電、免震棟新設を撤回 川内原発 再稼働の前提ほご
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201512/CK2015122602000235.html
2015年12月26日 夕刊

福島第一原発事故時に対応拠点としての役割を果たした免震重要棟=2011年4月(東京電力提供)

 九州電力は八月に再稼働した川内(せんだい)原発(鹿児島県)をめぐり、事故が起きた際に対策所を置くとしていた免震重要棟の新設計画を撤回した。川内原発の免震棟は原子力規制委員会の審査でも設置が前提とされていたが、対策所の広さが三分の一以下の暫定施設を使い続けるとしている。
 九電は「方針変更は総合的に判断した。費用面も全く無関係ではない」としている。規制委幹部は「一度設置すると約束したものをやめるのならば説明が必要だ」として、九電に経緯や機能の説明を求める方針だ。
 九電が当初示していた計画では、川内原発の免震棟は地上三階建てで、延べ床面積約六千六百平方メートル、二階部分に広さ約六百二十平方メートルの対策所を置くことになっていた。
 しかし建設に時間がかかるため、再稼働を急ぐ九電は免震棟ができるまでの措置として平屋建ての暫定施設を新設。施設内の対策所は約百七十平方メートルしかない。
 九電は免震棟の新設を撤回する代わりに、暫定施設の近くに地上二階地下二階建ての「耐震支援棟」を設置し、医務室や宿泊室などを置くとしている。
 ただ広さや収容人数などが未定な上、事故時に建物間を移動することになり作業員が無用な被ばくをする恐れも生じる。規制委幹部は「免震棟と比べて安全性が落ちるのであれば認められない」との姿勢を示している。

◆「再稼働すればどうにでも」疑念浮かぶ

 原子力規制委員会の新規制基準作成に携わった勝田忠広明治大准教授(原子力政策)の話 安全対策の内容を再稼働後に変更するのは重大で、このタイミングの方針転換は「再稼働してしまえばどうにでもなる」という姿勢の表れではないかとの疑念が浮かぶ。九州電力は規制委の審査会合のような透明性がある場で説明する必要がある。最近、テロ対策施設の設置期限を緩和するなど、規制委の電力側への配慮も目立つ。ここで規制委が厳しくチェックしなければ、福島第一原発事故以前のように、なし崩し的に規制が機能しなくなるかもしれない。

 <免震重要棟> 2007年の新潟県中越沖地震で柏崎刈羽原発の事務棟が使えなくなった教訓から東京電力が所有する原発に設置し、福島第一原発事故では対応拠点として極めて重要な役割を果たした。免震装置で地震の揺れを大幅に低減する構造で、自家発電機や通信設備、被ばく対策設備のほか、休憩施設や物資置き場も備える。原発の新規制基準では義務付けられていないが、ほとんどの原発で設置が進んでいる。

(転載ここまで)

この川内原発のこういう無責任な手抜きは、他の分野に比べて厳格な運用が求められるはずの日本の核発電においては例外的なものではありません。このような「このくらいはいいだろう」という無責任な手抜きは致命的な失敗や事故の原因の一つになりえます。この無責任な手抜きを当然のこととする自己中心的思想、厳格な運用を自ら緩める手抜き思想がある限り、次の大規模核発電事故の原因は確実に積み重ねられていきます。日本の核発電推進原理主義勢力は東電福島第一原発事故の教訓を何も学んでいないとしか言いようがありません。

こういう核発電の現場を見ていると、日本において次の核発電事故が起きることは必ず約束されているとしか思えません。次の核発電事故が日本で起こる前にすべての核発電所を止めて完全な脱原発への手続きを少しでも早く始めないと、悲しいことですが、核発電は日本を滅ぼす原因の一つになります。このような危険な無責任さを内包する核発電を推進する自民党政府を支持・容認すること、さらに言えば、核発電を推進する自民党政府への積極的な不支持を避けることは、日本人にとって自殺行為だということです。

このような一つ一つの無責任に対して「おかしい」と考え、そう意思表示することから未来に希望をつむぐ作業が始まります。そうして、このような一つ一つの無責任な行為をやめさせて、このような無責任行動の後ろ盾となる自民党政府の力を弱めるように日々活動し選挙の時は投票することにつないでいきましょう。

うちのブログを読んでくださっている皆さま、そういう意思表示や周囲へのはたらきかけをよろしくお願いします。
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-6811.html

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