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2015年12月22日01:00

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終活

ちょっと話が飛んで、先日見た「老衰死」を扱ったTV番組の説明では、「老衰死」というのは、脳細胞が消滅欠落することで、苦痛も恐怖も感じなくなって、食べても身体が栄養を受け入れなくなって、「眠るように死ぬ」のだそうで。
94歳で、入院後1か月で死んだ親父が、まさにこの死に方でした。

死ぬ1か月前まで、現役で仕事してたのが親父の「終活」だったので。
ワタシも、70歳の「古希」を記念して、誕生日前の4月から、ノルディックウオーキングを始めて。
始めて1か月で、ゴルフのスコアが10upしたのに、気を良くして。
(2,3年コーチについて練習しても、スコアは2,3ポイントぐらいしか、upしません。まあだから、コーチは、商売になるんですけど)
要は「体幹を動かさない」ことなんですが、ゴルフ脳ではなくて、別な訓練(例えばノルディックを練習するとかの、別な発想にたたないと、この成果は手には入らないわけです)

で、今では毎日ノルディックで平均6Km(10分で1kmのペース)歩いて、疲れない身体になりました。

とはいえ、ただ自己流に歩いていても、自己満足に終わるだけでして。
ノルディックは、歩行中の「重心移動」が、動きの基本なんですが。
これが、ベテランでも、なかなか難しくて。

駒沢公園とかで、こぎれいなファッションでトレーニングしているオバサンたちは、まったく形だけ真似てるだけの、デタラメで(苦笑)

5,6年経験して、「コーチ」と言われるヒトでも、出来ているヒトはマレでして。

要は、マウスじゃないけど、脳の神経回路が、普段からの生活習慣が邪魔して、この動きを忘れているわけで。
必要な回路をシナプスでつないでやるのに、練習が必要になるのですが。

しかしそれも、「どうゆう回路を修復させる必要があるのか?」が解ってないと、「練習」にはならないわけで。

目的がはっきりしてない練習を、何年積んでも、必要な回路は、修復できないことになります。


イチロー君によると、8,9歳ごろの身体の動きが、「彼の理想」なんだそうで。

確かに、子どものころは、自然に出来た動きを、「部屋の畳の上で転んで骨折しかねない70歳」が、多少なりとも取り戻すには、「練習」が必要ということは、解ります。


で、その「練習が出来る身体」をとりもどすのに、ワタシは半年かかりました。

今更、富士山やヒマラヤで、スキーしようとは思いませんが。

「気の迷い」から、ヘタレて、苦し紛れに「老害テロ」に走るような、哀れな老人にだけは、なりたくないですから。


せめて死ぬまで、元気な身体でいたいという思いで、ノルディックを「ワタシの終活」の一つにしたいと思ってます。


ただワタシの変態度では、変態脳の細胞ネットワークだけがいつまでもイキイキしちゃったりして。
親父が死んだ歳まで、あと24年もあるし、「健全な老衰死」にたどり着くまでが、大変そうなんで、心中依頼でも来れば、いつでもフラフラしそうなんだけど(苦笑)
そこをシブトク生きるのも、「芸のうち」なわけで。


で、この老衰死も、選択できるようになるのかしら?

親父の場合は、ワタシが「弟子どもの妄想」と激しく対立することで、「彼の老衰死」をセットしてあげたようなもので(笑)
親父も、四の五の言わないで、彼にはめずらしく(笑)静かに死んでいきましたから、後はワタシにすべてを託してましたので、「ワタシのテロ」の目的が「何を守っていたか」は、解っていたようです。


でまあ、親父のように、自分で尊厳死を選べる判断力が残っているなら、まだマシな方で。

70歳にもなると、晩節を汚して、自分の超・狭い社会での政治的影響力を保全するために、恥も外聞もなくした「老害テロ」しているヒトたちが、身近でも結構増えていて。

同じ機能不全で、現実見当識が怪しい「妄想脳」でも、若いうちは、せいぜい家族や職場の身内が苦労するぐらいで、あまり周囲に大きな影響はないのだけど。
親父がそうでしたが、 「70歳を越えて現役」とかだと、言動に社会的影響も出てくるのが、実害は少なくとも、結局老人社会では、厄介なわけで。
最先端の科学事業以外の市民的文化事業では、天才ではなくて、「凡庸な老人」が、組織を運営しているわけで。


戦後70年の今の日本は、急速な高齢化社会の到来で、各業界のトップや現場責任者も、実年齢とは無関係で「老朽化」していて。
例えばその判断力の劣化が、最近目立つ業界ぐるみの、データ偽装とかをひきおこしているようで。
世界帝国と小さな島国・神国日本では、建国理念からしてすでに比較しようもないんだけど(苦笑)
見た目だけは、「ローマ帝国の晩節」を連想する感じなんですが。


実際、3・11のフクイチの事故は、当初の状況は、非常時対応マニュアルで定められた範囲と程度に収まっていて。
その後、「東電本社、吉田所長らの現場、原子力安全・保安院」が、それぞれ「事故時運転操作手順書」を順守ぜず、状況誤認に基づく誤った運転操作によって、本来は避けえたはずの炉心損傷・水素爆発が起きたという、マクロ経済学者・斉藤誠氏の論文が最近出て。

この秀逸な論考によって、事故負担のあり方、つまり政府主導の「責任の所在・費用負担」の考え方も、議論しなおす必要が出ているようです。


フクイチ事故の議論や、負担配分の話は、今は棚上げしておいて、ちゃっかり斉藤氏の成果だけ寸借すると。
この「操作手順書」を関係者全員が互いに順守せずに、なぜ状況誤認からの誤操作がおきたのか?ということだけど。

ここに、ヒトがかかわることで起きる災害時での人災要素を、どう読み込み、チェックできるか?が、巨大産業では重要な課題になっていることになるわけで。


今話題にしている脳生理学では、神経細胞の結合の仕方によって、記憶すら変えられるし、運動能力すら変わってしまうとのことで。

そうなると、事故時の状況誤認などは、パニックという超個人的・動物化した反応状況では、状況誤認は、起こるべくして起きるわけで。
ただほかの動物は、誤認がおきても、自分が他者のエサになるだけで、食物連鎖には貢献できるのですが。

フクイチは、「国土の喪失」まで起きていて、動植物界のような、そんな仏教的輪廻のような、優雅なものではないわけで。


現代社会で、世界中にひろがっている「状況誤認」の詰まるところの代表が、「イスラム主義的暴力と対テロ戦争の、相互依存的応酬」なわけで。
素人が見ても、「貧しい戦闘訓練キャンプvsお金持ち国の空爆」で、この「テロをめぐる世界戦争」が終焉するとは、思えないわけで。



現実に結果は、アフガニスタン、イラク、シリアなどの国家システムの崩壊による、「内戦」と、「難民の大量流出」で。

先進国は、「ホームグロウン・テロリズム」を通じて、否応なしに「世界内戦のテロ連鎖の輪」の中に引き込まれ。


安倍政権の、憲法解釈の歴史的転換による「集団自衛権の行使宣言」は、もともと安倍クンは「爺っ子」で素質があったとはいえ、その手法は、過剰防衛の「政権側の国家テロ」なわけで。

*2009年〜2010年にかけて起きた、未遂も含むアメリカを標的にしたテロ事件で訴追された事件の40%は、アメリカ国民だったとかで。

今や、「ホームグロウン・テロリズム」は、「世界のトレンド」に成りあがったわけで。


長くなるから、「テロ」については、また考えます。


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