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2015年12月10日00:34

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早紀から目が離せない

テレ東系の2時間サスペンスはひとひねりしたものが多く、出演者もよそよりちょっとだけ豪華で評価が高い。
と言うても、めったに見ることはないんやけど、タイトルが後妻業殺人事件で後妻を演じるのが高岡早紀とンあれば見ないわけにはいかない。
なにしろ、2時間ドラマの高岡早紀といえば、10時半まで生きてたら九分九厘犯人、そうでなければ早くに死んでいるというふたつにひとつと決まってるだけに、それをどう使うかが気になってしかたない。

20億円の財産を残して死んだ梅沢富美男にはふたりの養女と後妻が居た。
養女と言っても馬渕瑛里香とさとう珠緒はふたりとも愛人で、財産を残すために養子縁組をしたという。
そこへ1年前に亡くなった前妻のあとに入ったのが後妻の高岡早紀。
財産の取り分を増やすために養女のどちらかが殺されたというのなら、犯人は早紀で決まり。
しかし、死んだのは富美男。
となると犯人はいったい誰なのか。
高岡早紀が犯人でないとすると、誰やねんと思ってたら珠緒が死に、それを馬渕が見つける。
なんだかんだで、富美男は自殺で、珠緒を殺したのは馬渕ってことで一件落着。

え、なんで、高岡早紀が最後まで生きてるのに犯人ちゃうし、そんなんありかいな。
馬渕も死んで早紀が犯人になるか、早紀が死んで馬渕が犯人になるかのどっちかやろ。
う〜ん、どうしてくれるねん、このもやもやは。
と思ってたら最後に大どんでん返しがあった。

じつはすべての事件は早紀が描いた絵で、それは富美男を恨みながら死んでいった前妻の思いを早紀が果たすためだった。
つまり、ほんまの悪もんは早紀で、片平なぎさに諭されて最後に自首する。
ただし、自分で手は下してないので、自殺教唆と保護責任なんたらで。
結局、20億円の遺産は早紀が手にすることになるんやろけど、それであったとしても、犯人であったということでほっとひと安心。
そやなかったら、またもやもやして今日も眠られへんとこやったやん。
やるな、テレ東。

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