二十四節気の大雪に入りました。
雪が激しく降り始める季節になりました。
関東では毎年、そんなんでもないのが残念ですけど(ぉぃ
寒い時期、風の子と言う年でもなくなってきているので、家で温かい紅茶でも飲みながら読書というのもおつなものです。
岳飛伝 十五 照影の章
誰がために程旌、坑に潜む。
勝つと勝たぬと、これ、盡忠の運命。
南宋の城郭を攻める岳飛に対し、程雲は忍耐強く準備を整え、見えない兵一万を潜伏させた。
三十もの城郭を確保した岳飛だが、完全に包囲されてしまう。
ついに程雲は岳飛を死地に追い込むのだが……
中原では、梁山泊軍と金国軍が開戦。
が、まだまだ本格的なぶつかり合いにはなっていません。
赤騎兵がどう動くのか、死地を見つけてしまうのか。
気になるところです。
南宋では、とうとう程雲軍が乾坤一擲の策を岳飛軍へ!
激化する陸上戦。
静かに侵攻する北での雪上戦。
そしてとうとう勃発する水上戦。
北は日本から南は小梁山の海域まで!
それぞれの戦いだけで、1冊はかかってしまいそうな大戦の予感。
しかし、終焉へと向かっている予感がヒシヒシと伝わる緊迫感。
早く先が読みたい気持ちと、早く終ってほしくない気持ち。
水滸伝でも楊令伝でも感じた想いがまた去来しております。
本棚的にはもういっぱいいっぱい。
どうしたものか。
黒龍の棺はお引越しだな
島宮えい子『sensitive2001』を聴きながら
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