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2016年02月05日08:38

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まだ挑戦していないジャンル、その名はライトノベル

いつ以来ぶりでしょうか。

とかいつもの前置きはおいといて、

漫画、ゲーム、音楽、詩、パズル類、webページ、短編小説などなど、数々の創作をやったわらしですが、まだ挑戦していないジャンルのめぼしいところが残りラノベと動画作成くらいかなと思っています。
そういうわけで、ということではないですが、最近小説執筆を再開しまして、スマホの携帯アプリを落としました。
どんな創作やっても飽きっぽくて中々続かないことが多いわらしは、小説も何作品も並行しちゃって完結しないということが以前ありました。超短編は完成させたことあるけど、長編は経験がない。ということで今は長編一つ完成させたいなという一つの目標が。まぁこれもどうせ途中で飽きる気はしてるんですがね、今のところは順調に進んでますよ。これで読者やリピーターが溢れかえるなんてことがあればモチベーションにつながるんでしょうけどね。

あーやっぱりまた前置き長くなりすぎた!

今回はそんな、ラノベ向きぽい新作「そんなハーレムなんて存在しない!!」の序章のみを転載させて頂きます。

↓↓↓↓↓

「ハーレム系」という言葉を御存知だろうか。

「ハーレム系」…それは、主にオタク文化の中でうまれる漫画・アニメ・ゲーム等でしばしば見られるジャンルの一つだ。わかりやすく言えば、ドラマや映画にだって、「ラブコメ」や「刑事もの」や「SF」といった様々なジャンルがあるわけで、ハーレム系もそんな感じで二次元的創作物の1ジャンルというわけだ。
じゃあ実際それってどういうジャンルなんだってことだけど、俺もそれを知ったのはつい最近。高校2年生に進級して少したったくらいだ。俺の解釈が間違っていなければ、たいていの場合は男主人公が何故か女性登場人物の大半から想いを寄せられていて一種のハーレム状態になっている、というのが基盤にあるラブコメに近いジャンル。

にわかオタク…というかオタクとも思ってない俺からするとその程度のことしか言えないのだが、実はこのジャンル、今や主流ジャンルの1つと言ってもいいくらい男性の支持を集めているのだそうだ。
言葉で表すだけだと、なんでそんなジャンルが支持されるのか不思議でもある。
が、しかし。
何を隠そう、実は俺も割とこのジャンルが好きだったりする。何故だか細かな理由はわかんないけど、一つ言えるのは、友達の影響が大きいのは間違いないということ。

高校2年に進級し、クラスが変わり、新たな仲間と出会う。そんな当たり前の学生イベントで、当たりと言っていいのか外れと言っていいのか、とにかく変わり者の友達に出会ったのだ。

初めてそいつを見た時には違う意味で驚いたね。
なんてったって、かなりのイケメンなのだ。
きりりとしてるというよりは、程よく甘さを残したマイルドなイケメン。背も180近くありそうで、サッカー部のキャプテンとかやってそうな、そんな感じ。あ、あくまでやってそうってだけだ。実際のそいつに関してはこれから少しずつ、嫌でも明かしていくことになるだろう。
その友達、来栖慎太郎の影響でハーレム系を好きになってきている、ということだ。
まぁこう言ってしまうとおのずと答えが見えてきてしまうが…
早い話が、慎太郎はオタクなのだ。

ところで、そうやってハーレム系の話を始めたのにはもちろんわけがあるのだが、それはひとまずおいておいて、改めて俺のことを少し述べておこう。

特にレベルの高いわけでもないごく普通の市立高校に通う高校2年生だ。
部活はやっていないしバイトもしていない。
頭が特別いいわけでもなく、運動が凄く得意でもない。
良く言えば普通、悪く言えば凡庸。
いや、普通っていいのか?
おっと、肝心なことをいい忘れてたな。

顔も普通だ。

なんてこと言ってると、「それって本当に普通なのか?!」と内心突っ込んでくるやつがいそうだからもう一度だけ言っておく。

俺の顔は ふ・つ・う だ。

中の中か、下手すりゃ中の下だ。
あまり卑屈になりたくないので一応中の中だと言い聞かせておく。

そんな、ザ・普通な俺。今まではそんなにアニメとか見ることもなく、見るとすればせいぜい少年誌に連載されているような漫画を多少嗜む程度で、ごく一般的な範囲だったであろう。
今では、にわか程度とは言え所謂萌えアニメ的なものも少し嗜むようにはなってきた。まぁでもこのくらいなら意外とまわりにも同じような人はいるかもしれない。

簡単に紹介をしたところで本題に戻りたい。

何故ハーレム系の話を始めたのかってとこだ。
結論から言うと、

「そんなハーレムなんて存在しない!!」

ということを言いたいわけだ。
まぁ二次元創作物にリアルを求めても仕方のないことはわかってはいるし、不毛な話題であることは十二分に承知しているぞ。それでも言ってみたくなったのさ。それもこれも、裏を返せばハーレム系そのものを好きになってしまっている証拠なのかもしれない。

「そんなハーレムなんて存在しない」
この言葉に集約されている通り、ハーレム系という漫画やアニメやゲームやラノベ等々に出てくるそれは、現実世界の人間関係や様相、展開とはギャップだらけであることがほとんどだ。
これから話を進めていくにあたって、まずここが大前提になるので、ハーレム系とやらがどれだけあり得ない設定を設けているかについても簡単にあげておこう。つまりは、ハーレム系あるあるだ。

まず、言うまでもなく、

1、ほとんどの女性登場人物が、皆が皆全員、男主人公に恋心を抱いている。

あり得ねー!

2、しかもその男主人公はパッとしないか、もしくはそれほど特徴のない普通っ子なことが多い。

何故それでそこまでモテるかね…

3、男主人公は「超」と「ド級」の両方を一晩グツグツと煮込んでさらに冷蔵庫で一週間寝かした程に、女の子の気持ちに鈍感。

気付いてやれー!!

4、スイッチが入った時に無駄に熱く、また命の危険があろうと突っ込んでいく程に献身的(女性登場人物達はその様を優しいと認識している)。

現実にそんな事件がそうそう起こらないのだが…

5、可愛くかつ一途な女性幼馴染みキャラが最低1人いる。場合によっては複数いて軽い修羅場が度々発生する。

もう今更幼馴染みなんてつくれないよ…

6、隠れブラコンもしくはガチブラコンな妹がいる。場合によっては妹もハーレムの一部である。

もう今更妹なんてつくってもらえないよ…

7、凄くスペックの高い美少女を筆頭に、ハーレム内の女性キャラは全員水準をかなり上回っている。

まぁ同じ絵だから、そういう設定という話だが。

軽く思い付く限りであげてみたらこのザマだ。この数の偶然さからハーレム系七不思議と言い換えてもいいかもしれないが、とにもかくにもほとんどのハーレム系でこれらの設定が適用されているのだ。全くあり得ない。
あり得ない、が、何故か男どもはハーレム系を楽しんで見てしまうのだ。やはりハーレムという淡い夢を見ていたいという心理なのだろうか。
高校2年生というお年頃もちょうど、やれモテたいだの彼女欲しいだのをしきりにこぼす時だ。それは俺も例外ではなかった。

ハーレム系なんてあり得ない、しかしちょっと憧れてしまう。
それでもハーレム系のような展開なんて現実には存在しないんだ、と心得たそんな俺の高校2年生は始まってから1ヵ月強が過ぎようとしていた。

〈次章、本編・高校2年生に五月病を患っている時間などない(前編)へ続く〉
続きはコチラ
http://mbbook.jp/b/1187696/
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