mixiユーザー(id:100060)

2015年10月30日12:15

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【仕事をするってことは】なんか違うの?【お金をもらうための物でしょ】

 まぁ 就職活動中よく聞かれることで

「あなたにとって仕事とはなんでしょう?」

こんなこと、社会人経験の無い 学生に どんな答えを期待してるんだろう。

「はい!己を高めるためです!」

とか 「自己実現のためです!」

といわれたところで はいはいそうですか、誰に習ってきたの そのフレーズ。

ぐらいにしか思わない。

なんて答えるのが正解だったんだろう。

「求人において条件が緩かった御社は手段に過ぎません。スキルアップの後、よりよい条件で拾ってくれるところに転職します。」

「ケッコンするまでの暇つぶしです。社内外を問わず、養ってくれる旦那を探しに来ました。」


そんな 本当のことを言うわけにもいかないでしょ。
今だったら どう答えるだろう。

 「よりよい生活のためでしょ。」
と答えるか。


もっといっちゃえば 「お金のため」と答えるか。

気品と余裕と清潔を保つには お金は絶対に必要。


大抵の不幸はお金で軽減できる。


では 手元に お金があったら 何も仕事はしないのか。


その姿勢は 食いつぶし という 姿勢だ。


外から得たお金で道楽をするのではなく、
残りの人生の時間と、手持ちのお金を引き算割り算しながら生きていく という思考ロジック。

お金はあっても余裕がない。

何もしないという 自由を行使し 一日一日が過ぎていく。
何もクエストが発生しない日々。

たぶん 気品が保てない。


訪ねてくる人間が全部 敵に見える。
俺の財産を狙っているに違いない。

疑心暗鬼で自分が鬼になる。


ではどうか。
決してお金だけのために働いているわけではない

ほどほどのお金を稼ぐために 毎日 降って沸いてくるクエストを消化し、ときおり理不尽なことに激怒し、解決したときに 安堵感と達成感を得る。

阿呆な見積もりや、他人の設計した ぐちゃぐちゃなプログラムに激怒することもある。

顧客からのクレームで 誤解が解けたときの 空気の劇的な転換に、極端な緊張からの解放という意味で 現代音楽的な安息を得たりもする。


なんのために働いてるの?と 聞かれると 「生活のためですよ」 と答えるけれども

定額のお給料だけのために働いているのであれば こんなヘビィな交渉事を引き受けたり、質の難しい水に挑んだりしない。


仕事うまくいこうが いくまいが お給料もらえれば関係ない という意識ではないかぎり。

仕事うまくいったら 誰だって うれしい物でしょう。


きっと こういう日々のために働いている。

だから 生活のために っていうのも 実はすべてではないし。

かといって 己を高めるために働いています!っていうフレーズは 相変わらず気持ち悪い。


極端に意識が高いフレーズは、飯を食い眠る時間が必要である人間になじまない。
欲望は自然なことだ。




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