最近レゴはちょっとトーンダウンしている。
というか、今までがちょっと熱の上げ過ぎだった気がする。
オイラは色々なものに手を出して、一定のところまで楽しむとクールダウンする性格だと思う。
もちろん、レゴは今までの人生においてかけがえのない趣味になった。
だが時間とお金には限りがある。今は他にも色々楽しみたいものが出てきたので、あくまでも素敵な趣味の一部として楽しんでいきたい。
・・・こんな事を書くと「もうレゴやめちゃうの」的な雰囲気が出るが、全然そんなことない。
むしろちびちび作っているぞ。そんな春から秋にかけて作ってきたセットで、ご紹介していないものを今回載せていきたい。
【LEGO 79008 LOTR 海賊船アンブッシュ・2月に購入】
もともとロードオブザリング(LOTR)のような剣と魔法の世界は大好き。
LEGOは絶版になってしまうと値が信じられない価格に上がってしまうので、市場の品薄感を見てオークションにて購入。定価の30%off程度で買えた。
このシリーズは、昨年は軒並み半額以下まで落ちていた事を考えるとやっぱ買っておくべきだったと思った。
さっそくビルド開始!全部で6袋+船のでかいパーツ!
そして、完成!
でかい!かっこいい!裏側は帆柱がパーツまるみえなので少し雰囲気がそがれるが、そこを差し引いてもすごく「らしさ」のあるセットだ。
このセット制作の体験が、オリジナル帆船制作など「船」にはまるきっかけとなった・・・
【LEGO 41075 レゴエルフ・木の上の隠れ家・7月に購入】
以前ご紹介した「ナイダの船の冒険」セットに触発されて購入。
どうせ買うならやっぱり大きいセットがいい。このセットと船のセットを合わせれば、主要キャラはほぼ揃うというのもある。
さっそく作るぞ!
完成〜!ギミックも多く楽しいセットだ。
船に乗ってナイダとアイラがやってきた。
冒険の旅に出発!
やっぱり大きなセットは遊べるし、満足感が大きい。その分値もはるのでたまにしか買えないが・・・また欲しいレゴが出てきたら作って楽しんでみたい!
【おまけのファイブスター物語】
私が高校生の頃から買っているマンガで、「ファイブスター物語(FSS)」というものがある。
著者はロボットアニメ「エルガイム」のキャラ・メカデザインをされた永野護氏。
久しく待った13巻が発売!
9年ぶりなので感慨深い。
だが、連載している「ニュータイプ」の読者からの反応は賛否両論真っ二つと言う感じ。
というのも、連載再開するにあたって登場するロボットなどの名前や外観が以前とまるきり変わってしまっているという事なのだ。
そりゃファンは怒るのも当たり前か・・・などと思った。かく言う私も、もしかしたらがっかりさせられるかも知れないと思って、このマンガを買うのも最初のページを開くのも、ちょっと怖かった。
・・・だが読んでみて・・・そんなものは杞憂だった。
永野氏は批判も何もすべて覚悟の上でガラッと変えたんだな、という事が良く分かった。
なにしろ絵の描きこみやストーリーの摺合せなど、読み込むほどにかなり手間をかけて考えられての変更だという事がすごく分かる。ただの身勝手ではなくて、読者に対して真摯に向き合って自分の作品を見せている。
「ああ、これが永野さんの本当にやりたいことなんだ」というのが痛いほど伝わってきた。
何より、相変わらずのシリアスとギャグが絶妙に絡み合った「永野節」マンガでぐいぐい引き込んでくれる。描いている本人がいかに楽しく、心血を注いで作り上げているかが良く分かる。
9年間はブランクではなくて、本当にこの作品に懸けてきた「仕事時間」だったのだろう。頭の下がる思いだ。
何より、またFSSが読めるのは人生においてとても嬉しい事だ。
今まで以上に、FSSと作家永野護が好きになった。これからも応援していきたい。
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