昨日は午後からいちがいもんの稲を見に行こうと、朝イチから籾摺りを・・・・・・・・・・・
するつもりだった・・・
前夜、ネットで調べ物をしていて3時過ぎに寝たもんだから、起きられるはずも無く・・・
籾摺りをスタートさせたのが10時半・・・
摺りだしていきなり!
くず米がジャンジャン!
1反8畝の田んぼでくず米が一袋出てしまった・・・(-_-;)
もちろん、2番米も1袋チョイ・・・
がっかりやな・・・
で、製品は・・・
22号ではこんなひどい状態を見たことが無い・・・
青米はもちろん、白未熟がメチャメチャ多い・・・
いちがいもんに言わせると「イモチが付いたんでしょう」と・・・
この地域はイモチの出にくい地域。
しかし、9月前半の超長雨で稲が乾くヒマが無かったからだろうと推測する。
確かに稲の首が茶色くなっているのがチラホラ・・・
こればっかりはワシにはどうすることも出来ない・・・
盆地で風が少ない地域で稲作している、いちがいもんの気持ちが少し分かったような気がする。
なにしろ風が吹かないから朝露が落ちることが無いのだから・・・
写真を撮ってガッカリしているところに、追い打ち〜(ToT)
籾殻を世話しに行こうと外に出た瞬間、ガウン!と音がする。
始めて聞いたような音だったが、兎に角籾摺り機しかないので飛んでいく。
兎に角止まっている。
チュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥンと聞こえてきるので、電源OFF!
籾がダラダラと脱ぷ部に落ちているので、慌ててシャッターを閉め観察。
いつまでもチュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥンと聞こえている・・・
もう一度電源をONするが、ピクリともせず・・・
チュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン
まあ、最初からベルトが切れたのは分かっていたのだが、一応色々やってみる(^^ゞ
後ろのカバーを開けると・・・
切れてました・・・
バッサリと、何の躊躇も無くやっちまった!と言う感じ・・・
モーターはベルトが無いと、いつまでも回ってるんだなぁ・・・
切れたベルトが摺れて、チュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン・・・と・・・
また面倒くさいことになったと思い、工具箱を持ってきたが、蝶ネジを緩めるだけで簡単に交換出来た。。。
前にも切れて交換しているハズなのだが、すっかり忘れている。。。
兎に角ベルト類は、一通りストックを持っているので良かった。
10分ほどのロスタイム。。。
とは言え、米の状態が悪く、水分値がバラつき、摺れない籾が製品に入りそうなので排出を絞る・・・
遅い!
時間ばかり掛かり、約2時間で13.5俵・・・
4俵行かなんだ・・・(>o<)
くず米と2番合わせれば4俵なのだが・・・
すぐに農機具屋に持っていき、色彩選別を頼んでトンボ返り。
いちがいもんの稲を見に出発!
14時だよ〜、、、
堅豆腐を土産に持っていこうと、山越えで行くもんだからやっぱり時間が掛かる。
現地到着は16時半近く。
薄暗くなってきてから田んぼを見て回る。
前回見たときは、なかなかイイ感じだったのだが、例のごとくイモチでやられたと・・・
彼の地域は盆地で霧が晴れない地域で、かつ、完全無施肥で長年やっているので田んぼに栄養が無くなっている。
ECメーターで計ると「0.05」だそうだ・・・
完全な飢餓状態。
彼曰く、痩せイモチなんだそうだ。
このままやっていて大丈夫なんだろうか?と悩んでいた・・・
ワシが思うに、昔、箱を使わず直接地面で苗を育てていた頃の、苗代に元からある肥料分(栄養)くらいは苗箱の育苗倍土に入れておく必要があるのではないか?と・・・
ウチも今のところ朝日もシワモチもそこそこ穫れているのだが、だんだんと背が低くなってきている。
このまま行くと、ワシの田んぼでも痩せイモチが出てくるのかな?
ちょっと心配になってしまった・・・
しかし、そんな状態を打開しようとするヤツの気概は大したモノだ。
今年いろんな品種の種を取り寄せ、試験栽培していた。
実はこれらを見に行ったのだが、なかなか魅力的な品種が何種かあった。
彼のところは寒いこともあって、ワシにも試験栽培して欲しいと言っているが、どの田んぼでやろうか・・・
来春までに考えようね〜
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