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2015年10月13日20:13

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イタリア浪漫紀行其の弐

10/7,朝ホテルを出発してピサに向かった。12世紀に建てられた「斜塔」
で有名なピサはその昔、4大貿易都市の一つとして栄えた町でありガリレオ
ガリレイが生まれた町でもある。ピサの斜塔は1173年に建設が始まり1350年
に完成した。塔は建設当初から傾き始め、修復工事を経て2001年12月から
再び内部を一般に公開するようになった。261段の階段を登り、斜塔の上部へ。
入場人数の制限があり、一回につき30人までだった。
再びフィレンツェに戻り、ミケランジェロ広場で展望を楽しんだ後、新高速
鉄道(イタロ)に乗り16:33発、18:35ナポリに着いた。
 
10/8,バスでポンペイに向かった。この古代都市は西暦79年8月24日、ヴェスヴィオ
火山の大噴火により埋没。1748年に発掘が始められるまでずっと
地下に埋まっていた。噴火直前の人口は1万とも2万ともいわれ、
約2000人が犠牲になった。ガイドの案内で碁盤の目のような街路に。
神殿や浴場や住宅が蘇り、1900年前の人々の生活の営みを追体験できた。
ヴェスヴィオ山の現在の標高は△1277mだが、噴火前は△3000mあったといわれ
上部半分が吹っ飛んでポンペイの町を埋もれさせたことになる。
その後、世界遺産アマルフィ海岸を観光した。アマルフィは10〜11世紀
にはベネチア・ピサ・ジェノヴァと並ぶ海運共和国として君臨した。
海辺では、海水浴や日向ぼっこをしている人たちがいた。丘の斜面には
レモン畑があり、土産物ではアルコール度数30のレモンリキュールが
好評だった。カメオ工房を見学して(カメオとはギリシャ語で浮き彫り
を意味する言葉だという)ナポリのホテルに戻り、連泊となった。
夕食はレストランで。ナポリはピッツァの発祥の地といわれ、ここで
ピッツァマルゲリータをおいしくいただいた。

10/9,ナポリ湾から高速船にてカプリ島へ。小型船に乗り換えて「青の洞窟」
へ。ここは天候や海洋状況により中止となる場合が多くあり、晴れていても
波が高かったら入れない。実際、3回来て3回ともダメだった人の話も
聞いており、昨日は中止だったという。今回も昼からは中止になった。
「青の洞窟」付近で順番待ち。2時間待ちが普通だというが、天気は曇り
波静かで早めに決行できた。まわりの海は水深50mで紺色をしている。
4人乗りの小さな手こぎボートで、洞窟入口の高さは、わずか1m。   
ミイラ状態の格好で洞窟内部へ。奥行き54m。高さ15m。水深は14〜22m。
外光の屈折で、現実のものとは思えないような輝く青一色の美しい世界に。

ナポリに戻り、ポジリボの丘・王宮・ヌォーヴォ城を見て
3時間かけてローマに向かった。

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