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2015年10月10日15:36

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10.09.2015 FRI. terra incognita vol.2 @AIR

"Punch Drunk Records"のオーナーであり、アーティストであるPeverelistことTom Fordと、初来日の新鋭Hodge。ネットで聞く限り自分の好みもテクノではなかったのだが、この日はどこかに行きたかったので、悩んだ挙句、AIRへ。
いつものように23時半前に入店。大体オープニングDJの演奏の雰囲気でその日の箱の様子が大体わかるというもの。今日はDJ YAZIという人。重低音のみ、と言っても過言じゃない、踊るにはかなり厳しい楽曲だけでなく、その重低音が効き過ぎていて、音が割れているような感じになってしまっており、フロアにいると鼓膜が破れそうに響く。すぐ退散して、バーブース前でボケ〜と終わるのを待つ。
次はENA。前のDJを踏襲しつつ、オールドテクノスタイル。ちょっと踊るのは厳しめ。なるほど、今日はこういったテイストなのね。という事で頭のシフト。こういった曲でも踊れるように考え方を変える。

いよいよHodge。数名ファンがいるようで、まってました感でフロアは盛り上がるが、やはりプレイスタイル的に踊り狂う感じではない。まあ、今日はこんな感じ。それにフロアもいい感じに混雑していなく、比較的自由に踊れる。

1時間半のプレイ後、親分のPeverelist。まあ、Hodgeとそんなに変わらないスタイル。そりゃそうか。この時間になるとかなりフロアが空いてきて、踊りやすい。ただ、若者3人の外国人が酔っ払って大変な事になっていて、少し事故ではあった。

ラストのKEIHINでこれ以上このテクノスタイルで踊るのはいいや、という感じになったので退散。

事前にネットでDJSetを聞いて、「最高」と思わなければ行かない方が無難かも、という勉強にはなった。
また、音楽に100%ダイブ出来なかったので、比較的人物観察をする余裕があったのだが、白人の女性の白人男性と日本人男性に対する態度の違いにあらためてびっくりする。例えば、フロアで結構おもいっきり踊っていてぶつかった時、そこからちょっとしたコミュニケーション(笑顔で挨拶程度からそれ以上)が始まる事が多いのだが、酔っ払ったモデル並の外見の白人女性は、白人男性にぶつかった時、笑顔で「はぁ〜い!」的なコミュニケーション、日本人(まあ、私ね。)とぶつかった時は、さっと顔を素に戻して、能面な顔で「ああ・・・」的な感じだった。まあ、ここまではいつものこと。今日は心に余裕があったので、その後も色々観察してみると、実は外国人でも有色系、それもアメリカ、イギリス出身じゃない人も同じく白人女性には近づかない事がわかった。彼らは日本人を専門にナンパしている。彼らの方がモデル系白人女性からの差別を強く感じているのかもしれない。外見的には私よりも背が高くてかっこいい人もいたのだが。多分、そういう事じゃないのが人種差別の難しい所なんだろう。確かに、モデル系白人女性は生まれもった外見だけでなく、そのスタイル維持の為の努力もしており、その結果が世界の美の基準に近い、というプライドがあるのかも。そう考えると日本人男性でハリウッドで活躍している若手はマシ・オカぐらいだし、後は中年、なおかつ普通の人じゃないキャラ物になっているので、日本人は外見では見下される対象なのだろう。
ただ、そういった蔑視は日本人だけに向けられているものではない、という事がわかったのが今回の収穫だった。

蛇足だが、遂にニット帽男子の出没を確認した。知らない人に説明するが、毎年この時期から現れるナンパをする為にクラブに来ている若者の事で、ほぼ踊らないので熱くなる事もなく、ニット帽をかぶっているのだ。そして、どんなに混雑していようが、ナンパ対象の女性を探す為に踊っている人を押しのけてフロアを何度も横切る、大変迷惑な子供達なのだ。面倒な季節になった。
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