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2015年10月14日00:40

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需要があったら差別的取扱いが許されるとでも?


■男性専用車両、なぜないの? 女性専用は「82路線」、男性「ゼロ」の理由
(ウィズニュース - 10月13日 07:10)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=220&from=diary&id=3660142

「女性専用車両」は、先天的な区分により、ある属性の者のみを優遇するもので、明らかな「性差別」だと考えます。
例えば女性専用を「日本人専用」とか「白人専用」とかに置き換えてみれば明らかでしょう。

そこにいくら「要望」や「需要」があろうとも、不当な差別的取り扱いを正当化することはできません。
だいたい、男性全員が犯罪者ということはあり得ないのに、あたかも男性全般を潜在的犯罪者視して、これを隔離・排除しようという考え方を「男性蔑視」と言わずしてどう言えばいいのでしょう。

鉄道事業者としても、乗客に対して運賃の対価として「安全に目的地まで輸送する」債務を負っているわけで、鉄道車内で乗客が犯罪被害に遭うということは、この義務を履行していないとして被害者から訴えられるリスクもあるわけで、車内でのちかん犯罪に対して手をこまぬいている訳にはいかないということはあるのではないか、と思います。
でも、だからといって不当なものは不当です。
基本的に、「女性専用車両」は認められない、と考えます。

ただ、男女間に関しては、例えばトイレや風呂のように、ある一定の事柄に関しては、「性別により分離する」ことも妥当とされていますから、通勤電車が「風呂やトイレのように男女を分離する必要がある」ということを説明できるのであれば、性別限定車両の設定自体は出来なくはないのかもしれません。
ただし、その場合でも、「女性専用車両」と「男性専用車両」の双方を設定し、男女の別なく「異性を分離した車両の選択」を可能とすることが、男女を平等に扱うという点からは必須であると考えます。

私自身全く胸を張れるような人権感覚を持った人間ではありませんが、でも、この問題については、
単に性別により、必然性のない明らかに異なる扱いをして、そのことに問題を感じない人権感覚が、最も問題だと感じます。
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