10.02.2015 Daniel Avery First Japan Tour ＠AIR

副題：生粋の音楽好きが集まった、AIRらしさ

いつもなら石野卓球のSTERNE＠WOMBのはずなのだが、ゲストの外国人のプレイよりも断然Daniel Averyの方が好み。また、First Japan Tourであり、今後いつ来日してくれるかわからない。間違いなく彼は今後更にテクノ系のトップDJになると思うので、これは行かないとならない。

いつものように２３時半に入場。タイムテーブルによるとDaniel Averyは１時０５分から。なんか中途半端な時間。トップはasyl cahier。私の持論なのだが、有名DJのパーティーのトップDJ（悪く言えば前座）はかなりいい、というのがある。多分、まだ有名ではないが、フロアを温める役目という事でそこそこ実績がある人であり、なおかつまだ音楽に真摯に向き合い、なおかつ有名になろうというガツガツ感が選曲にも現れ、だからイケてるのでは？と思っている。今回もそうだった。短時間にも関わらず、０時に向かって徐々にアシッド色を高めていく。AIRまでの道中、深い考え事をしていてなかなか音楽にダイブ出来なかったのだが、流石に２３時５０分頃にはたまらなくなってフロア中央へ。この時はまだ６名程しかおらず、そのほとんどが端にいてくれた為、いつものフロア独占を楽しむ。イマドキのDJにしては珍しくレコード等も使う完全アナログDJ。やはりDJはこうあって欲しい。

０時からAkiko Kiyama。対象的にマックノートで準備を始めるがなかなか始まらない。なのでasyl cahierとのコラボ？思うほど２人でいる時間が長く、結局０時２０分にスタート。しかし、彼女のプレイはフロアDJのそれとは違い、完全にリスニングミュージックで踊るモノでは無かったため、そそくさとフロアから離れ休憩。

タイムテーブルに変更があり、１時半からDaniel Avery。ソファーでボーっとしていたので５分前にフロアに行くと、物凄い人。大渋滞。外国人も多い。彼を目当てにきた生粋のテクノ好きっぽい感じの人が多く、ほぼ全員が一心不乱に踊っており、混雑していても大変踊りやすい。やはり３００円のロッカーをケチる一部のリュック背負系もいたが少ない方。ナンパ横断者もほぼ皆無。フロアの雰囲気は最高。久しぶりにAIRっぽい感じとAveryのすばらしい音楽に酔いしれる。

白人の男女が多かったのだが、女性は全員モデル並に美人でスタイルがいい。朝方になると白人男性と日本人女性というペアが増えていくのはいつもの事だが、この美人の白人女性達は日本人男性に見向きもしない。白人男性はフロアでダンスコミュニケーションをする事は今回もあったのだが、このモデル級の女性達はそれさえも皆無。これだけ外見が世界基準で上位の人達から見ると、日本人男性の外見ってなんやねん、と思っていたら、日本人女性から声をかけられる。おお！私にもついに！と思ったら・・・。

「すごい汗だね！（クスリ）やっているでしょ？いいなぁ〜！わけてよ！」
「・・・・・？」

Agehaに引き続き、麻薬の売人と間違われただけでした。私の外見はそんなに怪しいのかしら。汗は人よりも激しく踊っている運動量と、１日４Lの水を飲む事をノルマにしているため、人よりも汗が出るだけ。残念。

４時まで激しく踊り狂い、そこからはDJ　NOBU。Averyと比べてしまうと急に単音系のガチテクノになってしまい、トランス感を感じる事が出来ず、土曜日は朝からツーリングの予定があるので５時に退店。

久しぶりにフロア、音楽とも最高な時間だった。本来クラブってこうあるべきだよなぁ。

蛇足：日本人でかなり美人の彼女とさえない感じの男性のカップルがいて、その２人が常にフロアの一番いい所に来ようとするのだが、男性は立ちん坊、女性のみが踊る、というスタイルで大変邪魔でございました。何、この男？と思ってもこんな美人な彼女がいるわけだから、文句言えないわなぁ。