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2015年09月22日10:27

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フロイトの理論そのものが女性蔑視なのだが?(笑)

なぜ男尊女卑はなくならないのか? その“無意識”のメカニズム
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=140&from=diary&id=3627714
この本を読んでないし、この紹介文を読んでも、読んでみたいとも思わないのだが、フロイトのことがひっかかる。フロイトが残した最大の業績は、無意識を発見したことで、そのことが20世紀後半から21世紀に至る文化や芸術や学問に大きな影響を与えてきたことだろうが、その本質には、やはり女性蔑視がある。これはもちろん歴史的な限界ということなのであり、女性を男性と対等であると考える人なんて当時はほとんどいなかったのだから。

にしても、ペニスがあるから男性は女性に対して優越的立場に立つ、なんてさ、男の私が考えてもおかしいべ?(笑)ただの屁理屈であり、あんなもので説明がつくのなら苦労はしない。こんなことで説明がつくのなら、トランスジェンダーや、性同一性障害のことはどうなる?説明がつかないだろう。

なぜ男尊女卑がなくならないのか?それは男女平等を家庭教育と学校教育のなかで、いまだにきちんと教えていないからだし(人が差別をしない、暴力を否定するのは、教育という文化のおかげなのだ。といっても人間の本能が差別的でも暴力的でもないのだが)、社会においては、欧米やかつての社会主義国の、女性の男化(おとこか、つまり男がやることはすべて女もやる、兵士にもなる)と男女平等との区別があいまいなせいだろう。

ユングがいうところの、男性原理と女性原理のバランスこそが重要であって、どちらかが突出していると社会は歪み、そこに生きる人に多くのストレスをもたらす。いまの世界を覆う高度情報化資本主義とは、男性原理の極致であって、だからこそ女性原理によって、その歪みを正す必要があるのだ。

そういう視点から考えると、自分の妻を、母さんとか、ママとか呼ぶ、あるいは自分の妻をうちの嫁と呼ぶ、そういう男たちがその不自然さに気がつかないかぎり、またその違和感を妻が、女性たちがおかしい!と声をあげないかぎり、日本の男尊女卑はまだまだつづくかもしれない。


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