＊実写映画「進撃の巨人」の前篇、
興行収入は30億円を超えた程度。
東宝としては物足りなかっただろう。
・日本人ばかり出演させた
・舞台を日本らしき場所に変更した
・リヴァイ兵長は出ない（代わりにシキシマというキャラクターが登場）
は、原作者から変えてもいいと言われていたから
そこには突っ込まないが、
映画評論家の町山智浩さんに脚本を依頼したのはどうか。
渡辺雄介さんとの共同脚本だが、
強引なストーリー展開は二人が共通して考えた結果なのだろうか。
ゆっくり動く立体機動兵器は、
釣り（操演）やワイヤーアクションが主体の特撮で
表現できる限界なのだろうか。
全部ＣＧで表現できれば、アニメ版くらいに素早い動きを
再現できたかもしれないが、フルＣＧで作る予算はないだろうし、
樋口真嗣さんは昔ながらの特撮に拘っている方。
「巨神兵東京に現わる 劇場版」での爆発、
手作りセットが基だとは気付かなかった。
一応アマチュア作品「八岐之大蛇の逆襲」から注目しているので、
つい贔屓目に見てしまうのだが、
まどろっこしい動きの立体機動兵器、出さないといけなかったのだろうか
と、残念さが残っている。
「ローレライ」の時の、
綾波レイみたいな若い女性・パウラによる謎の万能システム。
草��剛主演「日本沈没」での、
日本の科学力は日本海溝のプレート切断作戦を実現。
そのせいで、ヒューマニズム精神全開映画になってしまった。
ストーリーよりも、見た目の格好良さ重視
のような印象が強く残ってしまうのだ。
※一作目のゴジラで、芹沢大助博士は
オキシジェンデストロイヤーを悪用させない為に、
命綱と送気管を自ら切断してゴジラと共に消えた。
助かろうと思えば、助かる事はできた。
なのに、それをしなかった。
そこが、草��君主演「日本沈没」での小野寺とは、決定的に異なるのだ。
庵野秀明が総監督と脚本を担当する
2016年公開予定のゴジラ
（樋口真嗣さんは監督。特撮部分に特化しているかどうかは不明。）
では、気心のしれた仲間と一緒に制作する訳だが、
変な制約はできる限りかけないで作らせてあげてほしい。
「ゴジラ FINAL WARS」で、シリーズが残念な終わり方をしていただけに。
どうして東宝プールが今、ないのか。
学生時代、公衆浴場の水風呂でウルトラセブンごっこをしていた
庵野秀明が参加しているというのに。
『進撃の巨人』監督の次作は新『ゴジラ』 高まる期待？不安？
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=3622334
この記事を書かれた方は、過去のゴジラシリーズを
色々と調べたようだが、そういうのはあまり重要ではない。
やりたいようにやらせてあげてほしい。
やり尽くしたと思われる分野で新しい事をするのは大変だろうから。
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