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2015年09月16日00:55

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奥田青年の偏差値が28だの父親が異教徒だのと言う罵りが溢れるネット世界だが

国会で安部総理を追及した学生についてネット上で色々と書かれている。政治的な大物となってしまったのだから非難に包囲されることは覚悟の上だろうが、その検索トップに来ている個人評価は余りにも下品なものが多かった。

特に呆れたのが、この青年の学校の偏差値が28だったからバカだと一方的に決めつけているおたくらしき書込で、これが検索上位に出てくるところも気持ちが悪い。
そもそも、偏差値とは、業者が勝手に計算した合格者の平均偏差値か、あるいは入試における合格最低ラインを示している。
しかし個人というのはたった一人の貴重な存在だ。
合格者全体の「平均」なり「合格最低点」とは関係がない。
まして、田舎では選択できる学校の範囲は限られている。
偏差値が28だと罵れば、文字が書ける連中であれば、「なぁんだ、おれよりバカじゃん」と言い出すだろう。
いつも自分より下を見て、下を軽蔑し、たとえ、点数で1店の差であっても、じぶんよりもわずかでも下だとみれば、高飛車に出て、相手を罵る。そういう人間は最低だと私は幼稚園から大学院まで、つねに聞いてきた。
そういう下らない連中に限って、自分より10点上の点数を友人がとっても、「まぐれだ」とか、「自分と似たような点だ」とか、「あいつはガリ勉したからだ」とか「金持ちだからだ」などとすぐに言い訳を探していたりする。

私の尊敬する父や、先生や、先祖は、「下を見るな。トップを見つめろ。」と常々口にしていた。
彼らが教えてきたものと、今の日本を支配する「空気」はあまりに違う。
日本が変わってしまったのか、私が見てきた日本はごくごく小さな世界に過ぎなかったのか。


■「国民をバカにしないでください」 SEALDs奥田愛基さんが国会で要望(全文)
(弁護士ドットコム - 09月15日 17:41)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=149&from=diary&id=3617450
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