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2015年09月01日00:03

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『僕は友達が少ない11』

平坂読 先生が贈る残念系青春ラブコメ。大人気シリーズ12冊目にして最終巻となる第11巻は
予告通り全編を通してエピローグ。隣人部メンバーが繰り広げる最後の物語が綴られます。
(イラスト:ブリキ 先生)

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/book_detail/1353


ということで“幸村”からの告白を受ける“小鷹”。彼が恋まっしぐら・・・になるワケもなく
彼女との距離感をどうするか、“理科”との友達宣言も交えて卒業までのカウントダウンが
進む中で悩まされることになります。“夜空”と“星奈”の出し抜かれた様子が面白い。

“隼人”と“天馬”の幼なじみ的やりとり、“日向”のここに極まる残念ぶり、“ケイト”
の淡い想いの発露、“小鳩”の目標に目指していく頑張り──などなど、“小鷹”の周囲
も少なからず変化していく様子が物語の終わりに近づいていく雰囲気を感じさせます。

“夜空”の衝撃的な告白、“理科”からの再通告、“幸村”から提示された究極の選択肢、
その他もろもろひっくるめて「友達」を優先した“小鷹”が卒業を迎える場面は感慨深い
ものがありました。だからこそ“小鷹”、ということで完結を心よりお祝い申し上げます。


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