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2015年08月19日00:29

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松原健之コンサートツアー2015(石川県文教会館)8/15

健之くんのコンサートツアー、初日の磐田に続いて、金沢公演に行きました。その間に北海道があって、ツアー自体は3か所目。
健之くんの声の回復具合については、磐田で一度見てからは実はそんなには心配していなくて、とはいえ、どんなもんなのかっていうのはなんとなく注意深く見てしまうところはありましたが。歌声は、磐田よりのびのびとしていた印象。時々おやっと思うようなところはありましたけど、たぶんそこまで注意してなかったら気にならない程度、というか、生歌ならそのくらいはあって当たり前くらいのレベルかな、ってくらい。ただ、健之くんの歌声って普段は本当に乱れを感じさせないくらいきっちりしていると思っていて(歌詞を間違える以外はね・笑)、だからこそ、そんなちょっとしたことがついつい気になってしまったりもするんですけどね。
それより何より、最初から最後まで健之くんが本当に楽しそうで嬉しそうで、そんな風に歌っている姿を見ているだけでもなんだか幸せな気持ちになりました。そういう意味では、磐田よりも純粋に健之くんの歌の世界を堪能した気がします。

セトリは後半で一部、曲順が変わっていましたが、基本は同じ。

♪北の冬薔薇
♪雪

オープニングが好きな曲っていうのはやっぱり嬉しいです。ピアノメインで静かに始まるのは、なんだかそっと見守るような気持ちになってペンライト振ろうとした手が止まりました。そしてだんだん盛り上がっていくアレンジが素敵だなあ。最初から高音を気持ち良く聴かせてくれるのも嬉しい。
ちょうどお盆の公演ということで、健之くんは何回も「このクソ忙しい時に」を連発していましたが、いっぱい言われたんでしょうね。こんな忙しい時に行けるか!って(笑)。まあ、それでも駆けつけてきてくれたみなさんへの感謝の気持ちと、あと、最終公演がDVDになりますから、ってどこかでちゃっかり宣伝もしていたなあ(笑)。

♪遠くへ行きたい
♪いい日旅立ち
♪歌の旅びと

「歌の旅」をテーマに、チェロをメインのアレンジでじっくり聴かせてくれるコーナー。チェロの音色がとても綺麗で健之くんの声ととても良く合っていて、とても美しい世界を見せてくれました。
客席に曲のリクエストを募る場面で、みんながあちこちでいっぺんに喋り出すから「じゃあ、まずは2階席の方ー?」・・・沈黙(笑)。おとなしい方が多かったのかしら。「1階後ろ半分の方ー?」前から3列目で喋り出す方とか、なかなか自由です。ここで健之くんに言われて気づいた、後ろ半分が10列目以降・・・。こじんまりした会場なので、別に後ろの方でもそんな遠くはなりませんが、あっ私の席、半分より後ろだったんだ(笑)。でも、このくらいのサイズ、嫌いじゃないですよ。

♪無法松の一生
♪オーソレミオ

客席に降りて握手して回りながら2曲。汗いっぱいかきながら、1階席をぐるっと一周。磐田はもうちょっと広いので1周回りきれなかったけれど、ここは2曲でちょうど1周できるくらいでした。私の席はブロックの真ん中あたりだから、通路まで手届かないかなと思ったけれど、通路側が空席になってて、健之くんが奥まで入ってきてくれたので握手することができました♪どうせ終演後に握手会もあるから、ここで握手にはさほど拘らないとは思っているけれど、握手してもらえるとやっぱり嬉しいものです。
客席を1周してステージに戻ってきて、「オーソレミオ」のラストを思いっきり声を響かせて。そんなに歌っちゃって大丈夫なの?って逆に心配になるくらい。でも、ブラボー!歌い終わったら下手袖に引っ込みました。

ステージ上のスクリーンには、金沢のローカル番組でのいろんな楽器とのセッションの映像、デビュー前の10代の頃の健之くんの写真。そして、デビュー前に「金沢望郷歌」で金沢の街角で歌っていた姿、初めてのステージ。そして、その映像から抜け出してきたように、カラオケセットと箱馬をごろごろ引きずってステージに登場してきた健之くんに、会場の沸き方がやっぱり独特。ああ、ここにはその頃を知っている人が多いんだな、と改めて、健之くんがこの土地に支えられてきたんだってことを感じました。そんな空気がなんだかちょっとうらやましい。

♪金沢望郷歌(箱馬アレンジ)

♪旅の終わりに

このへんの小芝居は、磐田のときよりすっきりシンプルになっていました。うん、このくらいが良いな。
箱馬の上に乗って歌う「金沢望郷歌」。デビュー前の健之くんはこの街で、こうやって歌ってきたんだなあ、と思うとなんだかしみじみ聴き入ってしまいました。いつもの「健之!」コールに、ちょっと驚いたみたいな小芝居を入れてくる健之くん。なんだかとても嬉しそうで、楽しそう。
舞台の1シーンの再現風に、流しの青年を演じつつ歌う「旅の終わりに」。居酒屋の小道具の酒ののぼりが、袋井の酒だったの、磐田コンのときに調達したんだろうか、とか、塩入さんのつけひげがうさんくさすぎる、とか、ちょっとどうでもいいことも気になりつつ(笑)私が出逢う前の健之くんのことを想いながら聴きました。

15分の休憩をはさんで、後半。

♪望郷じょんから

ここでこれが聴ける、というのが分かっていたから、もう幕が開く前からわくわくしていました。袴姿での「望郷じょんから」こういうのがとても新鮮。なかなか他で見ることができないような姿を見せてくれるのはコンサートならでは。でも、やっぱり思うのは、ここには本物の三味線ください・・・。磐田で聴いたときはおっと電子音っぽかった気がするのが多少は改善したっぽい??耳が慣れただけ??(笑)とはいえ、やっぱり本物の音色が聴きたい。
地元にのど自慢が来た時にこれで予選に出て落とされたことを話して、「ゲストの細川さんより上手く歌っちゃったから落とされたんだって、そのときは本気で思っていました」なんて笑わせておいて「何かが足りなかったんでしょうね」なんて言えるようになった健之くん、大人になったよね、って思いました。その「何か」は、きっと今の健之くんの中にはありますよね。

♪冬のひまわり
♪マリモの湖

そして折角の袴姿なんだから、もうちょっとその姿に合う曲を歌って欲しかったなあ。袴で「鈴鹿の8耐」とか言われましても・・・。健之くんのオリジナル曲は、やっぱりちょっとそぐわない感じがして。だから、袴も似合うと思うけれど、次にスーツに着替えてきた健之くんを見るとなんだか妙にほっとするという(笑)。

♪愛のうた
♪雪明かりの駅
♪あなたに逢えて
♪三日月が綺麗だから

ここの曲順が磐田の時と変わっていました。先週の札幌でちょっと変えたようなことをどこかで目にしていたのでどこを変えたんだろうと思ったら、ここのようですね。1曲1曲が本当に心にしみわたるようでした。磐田で聴いたときは「雪明かり」が一番心に響いたのですが、今回は「三日月」が一番きました。なんだろう。最後に持ってくる曲に気持ちの比重がいくのかしら。でも、本当に「三日月」の健之くんの歌声の美しさに、心が洗われるような想いでした。冴えた月の光のような美しさ。もっとずっと浴びていたい。コンサートも終盤って分かってるから余計にそう思うのかな。

♪金沢望郷歌(10周年バージョン)

最後は、やっぱりこの曲で。毎回金沢に来て思うのですが、金沢でこれを聴けるって、なんだか嬉しい。他のどこで聴くよりも、「金沢」という歌詞にこめる健之くんの想いの強さと、それから客席の手拍子が暖かくて健之コールも一体感がある気がします。

アンコール。

♪津軽のふるさと
♪あなたに花を

最後の最後に持ってきた「津軽のふるさと」歌い出した時の客席のわき方に、みんなやっぱりこれ聴きたいんだな、って思いました。なんだか既に、持ち歌以上に外せない曲になっていますね。でも、やっぱり良いんですよねえ。しみじみ。
最後は明るく終われるように、と「あなたに花を」磐田のときには客席に降りてきましたが、ここはステージで歌いました。2階の方にもたくさん手を振って、最後に笑顔で楽しい気持ちで幕が降りました。

終演後はロビーで握手会。列の最後尾が会館の外までのびててびっくりしました(笑)。健之くんはアンコールの衣装で、パンツの裾をロールアップにして、スニーカーで、すごく楽な格好してたのがなんだか新鮮でした。ほら、いつもかかとのかっちりした靴履いてるから。まあ、コンサートも含めてずっと立ちっぱなしだから、疲れますよね。でも、ずっと笑顔でひとりずつに声をかけてくれました。しかし近頃、健之くんからいっぱい喋ってくれるのは嬉しいんですが、そのおかげでこっちの言おうとしてたこと言いきれないうちに終了してしまうんですけど(笑)。だからその分は手紙に書いて提出してますが(笑)。
金沢でまた素敵な思い出ができました。健之くんのおかげで金沢が随分と近い場所になりました。来年もまた来られると良いな。
余談ですが、今年は、前日に東京で「エリザベート」を見てその足で金沢入りするというものすごいスケジュールを立ててしまいました(笑)。おかげで、人生初(最初で最後か?)の北陸新幹線〜♪健之くんと出逢っていなければ、きっと一生こんな旅はしなかった気がします(笑)。

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