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2015年08月17日14:32

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人は「談話」でなく「おこない」を観るだろう。平和憲法の護持と、世界各国への普及こそが「平和ー鉄壁のシールド」である。

「積極的平和主義の、旗を取り戻そう!」 「強い国」か「賢い国」か―わたしたちが目指すべき国家の在り方が、今、岐路に立つ。




「安保法制」は、ただ「それだけ」じゃない。「平和国家・日本」のブランドを堕とすだろう。NGO・ボランティアなどの「国際貢献」なども吹き飛ばしてしまう。



 祖国のために散華した「英霊たち」また「多大の戦争犠牲者たち」は、現在国会に於いて進められる政治過程ー「70年談話=安保法制」をどう見ているだろうか。
 
 果たして、先の大戦・戦禍で亡くなった全ての人たちが、再び「栄ある大日本帝国」の再来・再建を望むだろうか。「経済至上主義」ともいえるような「今の世」を望んだだろうか。

 私、私たち「戦争と核兵器を憎み」そして望むのは「平和国家」であり、「民主主義国家」であり、日本の政治としては「平和主義路線ー憲法護持」であり、「戦争をしない国々・世界」を、望んでいるのではないか。

「歴史を裏切る者」は再び「歴史にしっぺ返し」を受けるだろう。謂わば 世界の趨勢は「<白色>富裕国先進連合vs<赤色>興(後)進資本主義国連合」の対立構図であり、ここに地球資源の争奪戦・抑え込みなどがある。「我良しの暮らしー自分たちだけ……」では、都合が良すぎると、いずれ世界よりの非難も受けることになろう。
 




「亡国の論理」に気づかないアメリカマン総理殿は、いまが「戦争遺児たちの世紀」であることにも全く気付かないようだ。いや、まず「他者への思い遣り・気遣い」が全くと言って良いぼど欠けているとも思える。「御破算に願いましては……」で、「日米安保」だけは進める様子。

「憲法のウルトラ解釈」で軍事大国化ー産軍複合路線を、疾駆するようだ。 「間違いのない文章ー美辞麗句」を幾ら重ねようとも、「人々は”おこない”を観る」だろう。

「日本国憲法ー平和国家日本」のブランド力こそが世界に誇る「鉄壁の守り」であることに気づくべき。これは「アイアンドーム・ニュークリア・シェアリング」以上に安価で有効であり、また「NPO・ボランティアの平和貢献」活動を地球規模で有効だろう。

 まだ戦争当事者も生きている。多くは無いが。次の世代が昨今の政治の舵を切る。私だって祖父ー二度の召集より「マレーの虎・銀輪部隊の話」「満州での敗戦ー内地帰還」の当時の話を聞いている。




 私自身の歴史の見方は、次の通り。、

 18世紀ー産業革命の成功により、19世紀、大航海時代以降の帝国主義の勃興。欧米列強は世界各地に植民地を求めた。アジア・アラブ・アフリカ・中南米などは「近代兵器」戦法の前に為す術が無かった。それ以前にも「奴隷狩りー制度・人身売買」そしてこの頃には「帝国主義ー植民地争奪戦・支配」となる。

 西洋列強が中国・清に目の向く間、日本は「脱亜入欧」を目指し、明治維新・大日本帝国の成立の形を成した。そして「日清戦・日露戦・日韓併合・満州事変(大東亜共栄圏ー満州国)・連盟脱退・2.26・日中戦争・ノモンハン(対ソ戦)・太平洋戦争」へと国民総動員しながら、「沖縄地上戦・大空襲・二発の原爆(人体実験)→敗戦」米国下GHQ占領統治を受けるに至った。

「神国日本・八紘一宇・大東亜共栄圏・満蒙開拓」の発想にあるのは「帝国主義の理念」であり、戦時スローガンとしては「ABCD包囲網 → 狭い日本にゃ住み飽きた・王道楽土 → 進め一億火の玉だ」そして 「万歳突撃 → 一億玉砕」へと向かっていった。

 これが亡国の論理でなくて何だろうか。「ナチスやファシストと手を組んだ」「アメリカ・ソビエトを敵にした」のが悪い・間違いとかじゃない。「徹底抗戦ー滅ぶまで戦う」およそ「国体論及び純正社会主義」・「日本改造法案大綱」・「国体の本義」などなどと、さも「日本人至上主義」ともいうべき思想・論理・思考方法が「傲慢さ・思い上がり」を生み、それにこそ問題があったことに気づくべきではないだろうか。




 この「亡国の論理」であることに気づくのに、どれだけ多大の犠牲があったか。そしてそれは「日本人」に限った事ではない。「中国・朝鮮・アジア・オーストラリア」の人々を、どれだけ殺戮しただろうか。この中で「試し切り・百人切り・悪魔の飽食」ー虐殺なども有ったのだ。そこにふれると老人たちの口も重くなる。

「日清・日露戦ーかろうじての勝利、に「海外権益」を守るためとして「異国の丘・海」に骨を埋められた・沈められた方たちは、皆が「尽忠報国」として「大東亜戦争・太平洋戦争」を、果たしてそれを望んでいただろうか。
  
 凡そ今ある「平和国家・日本」は、戦後「約70年間」何処とも戦争せずに「富の蓄積」を計ったからだ。そこにあるのは「不戦の誓い・平和憲法」であった事を忘れてはならない。

「総理と同じー 否!違う!」私は先に見たように 「<白色>富裕国先進連合vs<赤色>興(後)進資本主義国連合」の対立構図の中に「アメリカと共にある」ことを拒否する! 世界の「正義の保安官=独善的無法者」と組むのは「再びの亡国の道」へと万進することに他ならないと観る。  




「朝日新聞の従軍慰安婦・誤報」とされるが「敗戦直後」に都合の悪い事・文書は「焚書する・焼却する」のは常識だ。それが証拠に「白馬事件・スマラン事件」などが東京裁判で裁かれた。

 当時「日本軍・人」は、傲慢に堕ちてはいなかっただろうか。それが「女衒・業者が勝手にしたこと」で済ませられるか。

「伊藤博文暗殺」というなら「3.1独立運動への弾圧」は、問題ではないのか。「他人の家に土足で上がりこむ」そのことの意味は考えなくて良いのか。翻って「日韓併合」の意味は考えなくて良いのか。

「東京大空襲・二発の原爆」を謂うなら「重慶・南京爆撃・パールハーバー爆撃・オーストラリア爆撃」したのも「日本軍」が先だろう。そのことの反省が「不戦の誓い・平和憲法」にあるのだ。




 凡そ「何が原因か」と元を辿ること無しに、現象面のみ「あげつらう」事をしていても意味が無い。「愛国心」は、何処の国の誰にだってある、そのことに気づくべきだろう。

 大東亜戦争が「アジアの白人よりの解放」であったとして、その後「アジアの盟主」たらんと戦線拡大・政治策動していったのは軍部の「独断専行!」の賜物だ。

「日本の敗戦」は、それ以前の「帝国主義思想・論理」の破産である事に気づこう! 戦時スローガンの「進め一億火の玉だ・一億玉砕!」などは、まさに「亡国の論理」ではないか。




「日本の一番長い日」ラジオより天皇陛下の玉音放送が無ければ、日本本土でも白兵戦が在ったかもしれない。「一死大罪を謝す」と阿南中将が切腹しなければ陸軍の兵隊たちは武器を捨てなかったかもしれない。

 また、この間「共産党員・無政府主義者・在日朝鮮人」たちへの逮捕・拷問・迫害・リンチ・惨殺が白昼堂々と行われ「言論統制」も徹底されていた。

 およそこのような「民主主義」の弾圧、封殺こそが軍部の「独断専行」を許し、日本滅亡の危機を迎えてしまったと言えるだろう。




 日米安保体制による「軍ー産、複合体制」は日本の「いつか来た道」であり「繰り返してはならない」道だ。

 日本に足りないのは軍事力では無く「政治力・対話力」だ。これを先の大戦には「石橋湛山」が算盤を弾いて強調したことだ。

 この国を沖縄を、再びの地球規模の派兵などと「軍産複合体」を志向する政治家・官僚・財閥・軍人・親分・親方・教師など・地域ボス・提灯持ち達の「オモチャと遊び場」にさせてはならない。

 安倍総理を始めとする「パワーエリートたち」に国民目線など無い。コネと世襲と婚姻で一閥一統を守ることだけだ。国民を「○と×」とに選別し「生かさず・殺さず・貢ぎするー期待される人間像」とするだけだ。




「アメリカの核の傘」−「他力本願」の勇猛果敢な軍事崇拝・評論家の「科学万能ー安全神話」は「54基の原発」を持つ。しかし「「アイアンドーム・ニュークリア・シェアリング」などのシステムは持たない。

「日本の防衛は日本人の仕事」とせずに、それで「世界の副保安官」だと言うのか?! 「戦争の起きるー全ての者が巻き込まれるー少年少女も動員されるー徴兵制・皆兵制ではない」ー「平和憲法の護持と世界への普及」このことこそが「鉄壁のシールド」と知る・気づくべきなのだ。

 私には、『我々日本人こそ、世界平和を築く中心勢力となるべきではなかろうか』というのがある。凡そ「武力に頼らず、相手と話し合い、問題を解決する」 それが本来「政治家・政治巧者」というものだ。

「殴り合って、殺し合って話を着ける」のはチンピラ次元の政治家というものだ。ところが「今回、総理大臣」殿は平気で「日本国憲法」を足蹴になさる困り者……。およそアメリカマンのようである。「日本はアメリカの属国たるが良い」などと云うみたいだ。




 近年起きるであろうモラルハザードは、この総理大臣殿が引き金だ。

 日米安保ー「平和安全法制」ー「集団的自衛権(先進国同盟的)」−「抑止力」の強化、ではあるが「世界の保安官をやめたいー戦争から遠ざかりたいー予算軍人4万人削減ーアメリカ政府」を見かねて「副保安官に立候補」したみたいな姿と形ち。

 どうなる?! このまま進めば、いずれ人柱が立つー自衛隊員ー若者たちの。

 また「核兵器の行使・核ミサイルで攻撃する」ことは、「核兵器で攻撃されても文句が言えない」ことになる。それは「決闘者の了解」というもの。

 
 

 将来、安倍総理はファシズムをも、招来するであろう。後藤健二氏の死を忘れてはならない。

 そして日本の国民に向けては、日々「貧困テロの引き金」を引きつづけていることも注視すべき。


 また「経済的志願兵ー徴兵システム」を敷衍していることも見逃すな。


  
   みんな! 積極的平和主義の、旗を取り戻そう!






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■戦後70年談話を閣議決定 安倍内閣
(朝日新聞デジタル - 08月14日 17:45)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3566597
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