安倍総理７０年談話を発表

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全文が記載された記事です。じっくりと読むと安倍総理は謝罪と言う文言をいかにいれずに、公明党などに配慮してギリギリの談話を作ろうと努力したか？が伺えます。結論から言えば素晴らしい談話である、と思う。

インドでの国会演説、アメリカでの上下議員演説もそうでしたが、安倍総理の演説は良い意味でヒトラーを連想させる。ヒトラーは道を踏み外しこそしたが、演説で疲弊しきったドイツ国民に「俺たちはまだやれるんだ！」と力を与え、ハイパーインフレまで起こした国内を、大戦勃発前にはアメリカに次ぐ、世界２位の大国にまで押し上げたのです。まさに天才的な演説家であり、政治の才覚も天才的です。

韓国では安倍総理を揶揄するために「安倍＝ヒトラー」と位置付けていますが、私も賛成です（笑）。勿論理由は真逆ですがね。民主党によってぶち壊された日本経済を立て直したのは、紛れも無く安倍総理です。シールズだのクラックだのが、いかに批判しようとこの事実は変わらない。騒ぐほどバカにしか見えません。

河野や村山の幼稚な談話と違い歴史背景の説明から戦後支援を受けたことへの感謝まで盛り込んでいる。その上でもう次世代は謝罪の必要はない、と説得する内容だ。 立ち位置がどの人から見ても、突っ込む余地が殆ど無いと思う。

１９世紀、アジアを占領したのは欧米です。その事実を批判ではなく、坦々と事実だけを述べることで、後半の日本の進軍を「対アジアではなく、対欧米だったのです。」と説得している。しかも決してその文言が欧米批判になっていない。

すぐさま、「日本は敗戦しました」と繋ぎ、その後欧米が支援してくれたことに感謝している。これで連合国側の顔を立てたことになる。そしてアジアの国々には「アジアへの侵略ではなかったが、現地の戦闘に巻き込んでしまった」と謝罪を入れている。ここまでにＡＳＥＡＮ各国に韓国、中国まで含めている事で、中国のメンツも立ったであろう。この国の中に台湾を含めた点がささやかではあるが、中国への抵抗ではないだろうか？

安倍総理はやはり歴代総理の中でも最高の演説家だと言えそうです。