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2015年07月31日00:04

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創始改名

梶山季之著「族譜」を読みました。朝鮮総督府に勤務する主人公は受け持った地域で何人、朝鮮名から日本名に変えさせたのかノルマがあり、そのノルマを果たすために日々勤しんでいた。

 創始改名は形式的には自発的意思としているが、実際は強制でした。朝鮮総督府の役人の谷が担当する地域に地主がなかなか日本名に改めようとしません。家系図に代々自分の苗字が書かれているので、自分の代でそれを終わらすわけにいかないので創始改名は嫌だと断ってきました。すると朝鮮総督府は地主の娘の婚約者を逮捕して拷問をしてきたのです。地主が身元引受人になろうとしたものの、書類には日本名じゃないと応じないと総督府から言われ、泣く泣く娘の婚約者を見捨ててしまいました。

創始改名のあとは朝鮮の学校で日本語しか使用してはならないとなってきた。その地主には5人の孫がいて、朝鮮の苗字を通してきたために学校で教師からいじめられました。家に帰って祖父を日本名しないことを責め立てるのです。可愛い孫に責め立てられた地主は孫の日本名だけを役所に届けて、自殺をしてしまいました。
創始改名がこれほど韓国人の心を傷つけていたのです。創始改名に関して橋本総理が非を認めたのは極めて正しいですし、麻生が韓国人が望んだというのは余りにもデリカシーが欠けています。

 



■「発言、マスコミに作りかえられていく」 麻生副総理
(朝日新聞デジタル - 07月30日 19:50)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3542540
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