原作とちがう！と憤慨するなら、改変をリクエストした原作者を批判すべき。

壮絶、恐怖――実写映画「進撃の巨人」を、試写会参加者はどう見たか
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=119&from=diary&id=3542264
というよりも、原作者は賢い、というか、◯◯賢い、あの杜撰な原作のストーリーでは実写映画としては成立しないからだ。

あの描線、あのキャラクター設定、あの脆弱な世界観ではアニメにはなっても実写のリアリズムには耐えられない。本当は、そこを指摘して、軌道修正させるのが、編集者の仕事なんだが。

だからそういう意味で原作の批判的読者の私は、この実写化に期待している。

少年のころ、あのサンダ対ガイラを見たときの恐怖が、はたして中年になった私に蘇るのかは定かではないが。