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2015年07月31日21:58

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詰んだ?

東芝レグザの新クラウドサービス「みるコレ」が過去のモデルにも拡大――KADOKAWAとのコラボも発表
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=36&from=diary&id=3542795

 とある経済系メルマガの解説だ。実に興味深い視点である。


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●米Intel(インテル)と米Micron Technology(マイクロン・テクノロジー)は
 2015年7月28日、新方式の不揮発性メモリーである「3D XPoint」)を発表した。
 現在主流の不揮発性メモリーであるNAND方式のフラッシュメモリーに比べて10
 00倍高速で、DRAMよりも記録密度が10倍高いとしている。
 現在さまざまなメモリーメーカーが、DRAM並みに高速でありながら、フラッシュ
 メモリー同様に電源をオフにしてもデータが消えないという「不揮発性」を持
 つ新世代不揮発性メモリーの開発を進めている。今回、IntelとMicronが発表
 した3D XPointも、そのような新世代不揮発性メモリーの一つと位置付けられる。
 両社は3D XPointの用途として、機械学習やストリーミング処理などを挙げて
 いる。2015年内にサンプル出荷を開始し、両社がそれぞれ製品を販売する。
                    日本経済新聞 7月29日



★今回発表のメモリーは、記憶(DRAM)と外部記憶(NANDフラッシュメモリ)の間を
 埋めるメモリとなるようで、話を聞く限りDRAMともNANDフラッシュ市場と競合
 するものではない。

 しかし、新しい3D XPointが商用化し、安く大量に生産され、微細化が進めば、
 NANDフラッシュを置き換える。インテルはNANDフラッシュが得意ゆえ、今回の
 技術を応用してスピードが早く、大容量のNANDフラッシュを生産することにな
 ろう。

 今回の技術は「クロスポイント型メモリ」を活用し何層にも積層することが可
 能ゆえ、いきなり試作品にNANDフラッシュの最大容量の128ギガを作ってい
 る。つまり、今後は容易く大容量化、1チップで1テラ以上のストレージが可
 能になるので、既存のNANDフラッシュやハードディスクメーカーは大打撃を
 受けることになろう。

★昨今話題の東芝。

 公表されている2014年度第3四半期の部門別利益を見ると、
 会社全体の営業利益が1648億円で、そのうち1777億円を電子デバイス
 が占めている。

 要は、東芝で儲かっているのは唯一NANDフラッシュ等のストレージ部門だ。

 そして、上記記事で分かるように、その唯一の稼ぎ頭が、これから大打撃を受
 けることになる。

 新経営陣は決まっていないが、前門の粉飾決算という虎の他に、後門にインテル
 マイクロン連合軍の狼が控えている状況でのかじ取りとなる。

 相当な覚悟で会社を変革しないと、存続は難しい。
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