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2015年07月23日22:30

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アニメごときで驚くな

■まさかの展開に驚きを隠せず!?アニメファンが選ぶ「最終回にもっとも衝撃を受けたアニメ・漫画」TOP20!
(キャラペディア - 07月23日 16:10)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=208&from=diary&id=3530632

 現在の経済界の方がよほど驚く。とある経済系メルマガの解説だ。

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●政府が14年に打ち出した成長戦略の冒頭に出てくるのは「企業統治(コーポ
レートガバナンス)強化」の文言。アベノミクスの第一の矢である金融緩和、
第二の矢である財政出動が手詰まり気味のなか、統治の強化を通じて企業業績
と株価を上げるこの政策こそ、アベノミクスの切り札になる。
 「1つの会社が悪いと日本の市場全体が悪いということになりかねない」。
 麻生太郎財務・金融相が苦言を呈したのもこうした事情がある。
 東芝の不適切会計を調査した第三者委員会は「企業統治の機能不全」が背景
 にあると指弾した。社外取締役が中心になって経営を監督する「委員会設置
 会社」に03年に移行し、企業統治の優等生とみられていただけに余計、衝撃
 が大きかった。
                日本経済新聞 7月23日
●証券取引等監視委員会は、東芝に対する課徴金納付命令を金融庁に勧告する
ことを視野に、検査を本格化する。関係筋が18日、明らかにした。
 東芝の不適切会計問題で調査を進めていた第三者委員会が20日に報告書を提出
 することを受け、監視委は本格的な検査に乗り出す。20日夜、担当部局が報告
 書の分析に着手する。
 今後、報告書に加え、東芝が提出する訂正有価証券報告書なども検査し、過去
 の有価証券報告書の虚偽記載の内容や利益の修正規模、虚偽記載に至った経緯
 を精査する。
 今回の問題は監視委への内部通報がきっかけだった。今年2月には監視委が
 東芝に対し、金融商品取引法にもとづく報告命令を出していた。
                ロイター 7月18日



★東芝は不正会計が続いていた期間に市場から1兆円もの資金を調達してきた。
 人を正しくない財務諸表を用いて騙してお金を得てきたのだから、詐欺に該当
 する。

 市場参加者を不正から守るべき立場の証券取引等監視委員会は、極めて大きな
 問題となるこの情報を知りながら、独自に過去の決算を調査する権限があるの
 に1枚の報告命令を出しただけで、半年も荏苒時をむなしくしてきた。

 2013年のインデックス事件の際には、第3者委員会が調査中に証券取引
 等監視委員会が調査中に強制調査に乗り込み、刑事事件化した。
 今回は、当時見せた「やる気」を一切見せていない。

 東芝の第3者委員会は、利益かさ上げのための決算書弄りにのみ調査を集中
 させ、しかも監査法人とぐるになってやったのか、監査法人を騙したのかと
 いう調査に基本中の基本すら怠った。

 誰もが知っている事実に、原子力発電のウェスティングハウス社という儲から
 ない会社を買った時の暖簾代を4千億円の償却とそのための繰延税金資産5千
 億円併せて9千億円の損失計上されて無いことについて第3者委員会はノー
 タッチだ。

 証券取引等監視委員会は本来の職を全うするなら、半年前に既に強制捜査に
 乗り込んでいなければいけない。

 市場を適正に運営すべく働く政府機関が仕事をせず、粉飾決算を不正経理と
 言い換えてなしくずしに無かったものとする現状は醜い。

 そもそも、政府からの仕事を天下りとのレシプロで獲得している企業に、
 コーポレートガバナンスが働くと考える事自体が可笑しい。コーポレート
 ガバナンスが働くなら、天下りなぞ受け入れられない。

 日本は「仲間うち資本主義(クローニーキャピタリズム)」即ち、縁故関係
 者や仲間どうしで国家レベルの経済運営を行い,権益を独占して富を増やし
 ていく経済体制であることを良く教えてくれる事件だ。

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