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2015年07月15日12:05

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現実感の乏しい文章

今朝の中日新聞に「かみ合わなかった会話」として 中学2年生自殺事件の記録ノートの1部分が載っていた。

生徒の文章を 60歳代の私が読むと これが全然現実味がない。 切実感とか緊急性とかも全く読み取れない。 
 ネット用語だとは知っているが、重要な事を知らせる、訴える、相談するのには不適当な文章だ。

「死ぬ」を「氏ぬ」「市ぬ」と書かれて、どこまで真剣に相談しているのか、ふざけているのか判別できない。 
 文章にも語句にもTPOがある。 特に相談相手に自分の切迫した苦しみ悩みを訴えるのに おどけた様にも読めるのは適切ではない。

昔の例で言えば、
「学校がチョベリバでマンモス行きたくない。」
「いじめられて涙がチョチョ切れる。もうこの世とバイちゃするので夜露死苦。」
「あいつの耳から手突っ込んで奥歯がたがたいわせたる。」
 という手紙を受け取って どこまで現実味を感じられるだろうか。

実際、いじめ問題・相談・指導は難しい。 今回のでも6月下旬の文では、担任に感謝したり、前向きな決意も書かれている。 どこを読み取り信じるかは非常に困難だ。 某教育評論家のように批判だけなら素人の私でもできる。 玄人たちよ、もっと多方面から対策を急げ。

 
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