mixiユーザー(id:50717)

2015年07月05日00:01

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最近のSamsungの業績に思う あるいはGalaxy6は欲しくない

Samusngの業績が悪化している

http://www.businessnewsline.com/news/201504071352500000.html
1〜3月期において、売上高が昨年同期比12.44%減 47兆ウォン
営業利益は30.5%減の5.9兆ウォン
依然として、日本円に直せば4半期で4.5兆円の売上、5700億円の利益であり
巨大な額だが、世界的に絶対的な景気水準が安定傾向にある中で、目立つ減額幅だ

Samsungの利益の源泉はGalaxyシリーズに代表されるスマートデバイスであり
昨今の苦境も、スマートフォンにおける市場での競合が、ワールドワイドでは
中国企業が台頭、日本市場ではiPhoneと生き残ったガラパゴススマホの
競争力アップが、まず第一の原因である。
これにウォン高が追い打ちをかけてるのは間違いない
日本の家電企業や半導体企業が破綻したのは1$=80円前後の相場では
どうあがいても、価格で競り負け、研究開発投資も短期収益重視の傾向にあって
銀行などから理解を得られなかったのも大きい

だが、GalaxyはiPhoneの真似をしたAndroidであり、結局その限界であったという
見方は私はしない。
GalaxyのS1やS2は、当時のバッテリー持ちが悪いAndroidスマホの中で
最もバッテリーの持ちが良くハードウェアの完成度は高かった。
また、ジョブズが無視した拡張記憶(miniSDHCやMicroSDHCの採用)への取り組み
USB接続性の強化にも取り組んだほか
ジョブズは、こんな不格好で大きなものは電話機としては不要だと言った
5インチ前後の大型液晶をいち早く採用したのもSamsungだった
Galaxy Note は5インチ超の大型スマホを欲しがる需要層があると見抜き
GalaxyTabは、中途半端とされた7インチタブレットの需要は小さくないことを証明した
要するに、iPhoneの仕様に不満を感じていた需要層の存在に気付き
そこに向けて、積極的に市場開拓を行い、早期利益とシェアを獲得した
イノベーターがSamsungだった。

だが、直近のGalaxy6では、それは失望に変った
確かに表示画面の質はいい、Edgeでは新たな提案もしている。
だがそれなら、別にXperiaやAQUOS、ARROWSだって負けてはいない。
だが、電池は交換不能となり、外部メモリーはMicroSDXCどころか
使用が出来なくなってしまった。
以前から指摘されてる内蔵カメラの画角の狭さは改善されないままだ
この分野では、完全に国内製スマホに置いて行かれている
一方小型大画面で汎用Andoroid機としての出来は、ファーウェイなどの
中国スマホの方がおもしろいスペックのものが多い。
また台湾勢のASUSも、ZenPhoneなどは欲しくなるデザインとスペックだ。

Samsungも迷路に陥ってしまったのだろうか?
B2Cでは、目利きの存在が重要だ。SONYとPanasonicの業績悪化は
一重に目利きが居なくなったからだ。
だが、Panasonicは長らく続いた低迷から抜け出そうとしている。
イ・ギョンヒ会長が居なくなったSamsungがどうなるのか、目が離せない。

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